経済的に低迷してはいても日本は依然として金持ち国なのは国別で比較すればよくわかる。

個人的には貧困状態なんですが(笑)

 

経済的に豊かになりたいと誰もが思い、そのために力を注いで生活している。

勤勉な日本人にやる事だから、競争を始めるとその分野ではすぐに頭角を現し

首位を脅かすまでになるのにそれほど時間がかからない。

 

1868年から1941年までの73年間

1945年から2018年までの73年間

 

上は西洋文明との接触から世界を相手に戦うまでの軍事力を持つにいたるまでの期間

下は軍事力から経済戦争に切り替えて経済大国として現在に至るまでの期間

(もっともここ30年は国内経済はひどい状態ではあるが。)

経済低迷期に入るまでの期間はわずか43年。

日本か経済成長を目指し、国際経済競争に乗り出してからわずか43年で

首位アメリカを脅かすまでになった。

 

始めれば短期間で急成長する特性を持った国民を要しながら、

この30年はその具体的な目標がないまま、過去の栄光に引きずられて

経済面にばかり目が向けられて来たのが現在の日本の状況。

 

金を得ることが目的となり、

多くの金を得ようと詭弁を要して人を扇動する者、

また、利益を望んでそこに群がる者。

金儲けにつながるかと思わせて集まる者から吸い上げる者、

金を儲けられるようになると思い自己投資に夢中になる者。

 

全て根底にあるのは金を得る事だ。

巧言令色を重ねても自らを律して行動する者は少ない。

 

1945年は敗戦で誰もが今後の方向性を必然的に変えられたので

分かりやすかったが、昭和から平成への移行期には方向性を変える必要に

迫られなかったため、気づかぬまま進んできてしまった。

 

あの時期に、国の在り方を変更していれば、

今は人生を謳歌しお金より大切な物を守る国として世界の手本になっていたかもしれない。

目的に向かい驚くほどの力を見せる日本ならばそれが出来ていたと思う。

 

今回マイケル。ムーアの世界戦略のススメという映画を見て、

それぞれの国が違った進み方をしていても、どこの国も金を得るために

心血注いで頑張ってきたとは思えなかった。

 

 

金を目的にしてきた国々が行き詰っている現状をこの映画は言外に主張している。

 

企業戦士と言われ高度成長を勝ち取ってきた者達が退き始めたときが、

人生謳歌主義への転換期であったと思う。

その転換をスムーズに進めるイニシアチブが無かったのが

人生謳歌競争の敗因だ。

日本はこの競争にはひどく遅れている。

 

個人個人では気が付いて行動を始めていても、

国全体の方向性が示されないので、統一性の無いバラバラな動きでしかなく

まだしばらくは金に左右される状態からは脱却できそうにもない。

 

使いきれないくらいのお金があれば、

すべてに余裕が出来て、人に影響力も及ぼしやすくなるだろう。

しかしこの映画は、その立場から言葉を発していない。

 

ホセ・ムヒカのような指導者の出現までは日本ではまだ機が熟していないようだ。

またそれを望む民意も追いついていない。

 

国際人生謳歌競争へのエントリーはいつになるのか・・・・・