例年3月は、転勤、引っ越しなどでそれなりの需要が見込める便利屋だが、どうも今年は勝手が違う。

同業他社も似たり寄ったりらしく閑古鳥のさえずりが聞こえる。

 

忙しい時は処分を依頼された不用品がたまる一方で、処分場に持っていく時間すらなく、

ゴミに埋もれた状態になってしまう事もある。

幸い暇が効してゆっくり整理が出来、不用品の行き場所を細かく分けることで経費を抑える作業も出来る。

本当は経費を抑えるより、収入が増えたほうがいいのだけど・・・

 

お客様の依頼による不用品の処分は、その内容により持っていく先を考えなければならない。

 

大まかに分類すると

まず初期分類として

   使用可能品(傷みが無いか少ない物)→古物としてリサイクル。

   使用不可品(破損故障品)骨とう品として市へ、又は完全廃棄か海外向けへ

 

完全廃棄分類は

 紙類 → 紙再生工場へ 買い取ってもらえる。

   詳細分類

・新聞紙

・雑紙(本・雑誌・空箱・メモ類に至るまで紙すべて)

・ダンボール品

 

 金属 → 金属買い取り業者へ

   詳細分類

    ・鉄

    ・非鉄金属

      金、銀、銅、プラチナ、アルミ、真鍮、ステンレス、

      ジュラルミン、チタン、他

 

 家電 → 分解すれば上の金属の分類となり買い取り金額が高い

      半面プラスチック部分など完全廃棄部分が出る。

      製品そのままだと2019年3月現在無料引き取りとなり、

      買い取ってはもらえない。

プラスチック製品 → 完全廃棄(リサイクル可能ではあるが

分類が細かすぎて対応不可)

木製品 → 完全廃棄 比較的安価で処分できる。

 布製品 → 下着類以外の衣類は無料で引き取るところあり

       それ以外は完全廃棄

 混合廃棄物 → いわゆる家庭のごみ(上記の分類で分けた物以外)

 建築廃材 → 石膏ボード、コンクリートブロック、レンガ、タイルなど

        

この様に分類し、それぞれの処分場に持っていく事で、買い取ってもらえたり、

処分費を取られたりする。

何の分類もしないで、すべて混合廃棄物として処分場に持ち込むことも可能ではあるが、

持ち込んだものの重量又は体積によって処分費を取られるので、処分費は高額となる。

 

例えば、ひじ掛けのないシンプルな事務椅子1台をそのまま処分場に持っていくと、

およそ1500円ぐらいの処分費がかかる。

金属部分をネジ一本に至るまで外すと、金属として売れる金額がおよそ30円

処分重量が減るから処分代が600円ぐらいとなる。

さらに、分解して、木と、プラスチック、布に分けると処分代は木が安いから

300円ぐらいになる。もっとも、椅子一つを処分場に持っていく事はないけど…

手間をかければ1500円の処分経費が、

270円ぐらいまで圧縮できるので、この部分での利益も多い。

忙しい時は、時間が無いから、高くなってもしょうがないと、

覚悟してそのまま処分場に向かうことが多い。

忙しくて収入が多くても、経費も多くかかり、忙しいからと言って儲かるわけではない。

儲けを大きくしようと思うと、お客様から貰う処分代を高くするほかない。

 

何時でも変わらぬ金額見積で作業してるから儲からないんだと、

わかってるけど、

ズーットそうして来てこれからも変えるつもりがないから

いつまでたっても金持ちにはなれそうもない。