【No1775】昇華(機捜235) 今野 敏 光文社(2024/12) | 朝活読書愛好家 シモマッキ―の読書感想文的なブログ~Dialogue~

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一冊とのご縁が、人生を照らす光になる。
そんな奇跡を信じて、ページをめくり続けています。

衆議院解散に伴う総選挙が決まりSNSで殺害予告があった。その対象が法務大臣だった。

対応する人がすっと急に増えていき部署がさっと立ち上がっていくのはVIPだから。

現場最前線には張り詰めた緊迫感があまりなく控えめで警察無線の言葉遣いなどが丁寧であり淡々としていた。捜査員間での不和もみられない。

エンタメ小説としてすぐに最後まで読み流せた。容疑者は何人もいたが事件は終わりには淡々と落ち着いた。

 

選挙事務所に潜入捜査に入った大久保実乃里は、身のこなしのすばやさ判断力のよさがあり。天然的な彼女の素質というか人の懐にすっと入れる巧みさがあった。

これからなかなか面白く愉しみなキャラを見つけたなと。

 

 

今野 敏さん

1955年、北海道生まれ。78年「怪物が街にやってくる」で第4回問題小説新人賞を受賞。2006年『隠蔽捜査』で第27回吉川英治文学新人賞、08年『果断 隠蔽捜査2』で第21回山本周五郎賞、第61回日本推理作家協会賞をダブル受賞。17年「隠蔽捜査」シリーズで第2回吉川英治文庫賞を受賞。23年、第27回日本ミステリー文学大賞を受賞。著書多数