【No1659】ドクター・デスの再臨 中山七里 KADOKAWA(2024/05) | 朝活読書愛好家 シモマッキ―の読書感想文的なブログ~Dialogue~

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今回は「安楽死」をテーマとした物語だった。

ドクター・デスこと雛森めぐみは塀の中にいたが、JKギルドというドクター・デスの模倣犯のような安楽死事件が発生していく。積極的安楽死の是非が問われて、国会で生きるか死ぬかの権利の主張の提示がされた。

現状では安楽死に至るまで、自殺ほう助や嘱託殺人とされる可能性が高い。

この世でいつか法制化されるかどうかはわからない。

安楽死をする方、される方いろいろな立場の意見を踏まえて、コンセンサスを得て俎上に乗るまでも簡単ではない問題だ。

 

犯人らと犬養隼人との心理戦が白昼堂々と繰り広げられた。

今回も一気読み。面白かった。

簡単には終わらない物語だ。

大どんでん返しがあったこと、やはり流石だな。

まさか!これも中山七里作品だったとして納得した。

 

 

 <目次>

更に受け継がれた死

女神の死

信念の死

倫理の死

ドクター・デスの死

 

中山七里さん

1961年、岐阜県生まれ。2009年「さよならドビュッシー」で第8回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞し、翌10年にデビュー