【No1316】合理的にあり得ない2 上水流涼子の究明 柚月裕子 講談社(2023/03) | 朝活読書愛好家 シモマッキ―の読書感想文的なブログ~Dialogue~

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読書とは――著者や主人公、偉人、歴史、そして自分自身との、非日常の中で交わす対話。
出会えた著者を応援し、
本の楽しさ・面白さ・大切さを伝えていきたい。
一冊とのご縁が、人生を照らす光になる。
そんな奇跡を信じて、ページをめくり続けています。

超美人で元弁護士の上水流涼子と頭脳明晰のバディの貴山氏とともに、正当な方法では解決できない悩みを抱えているクライアントの依頼を受けて、知力と体力と戦略を尽くして3つの難問をスパッと解決していく。

「立場的にあり得ない」での五十嵐由奈(大学生)、神崎怜矢(大学生)、豊岡陸(ドラマー)のお話に引き込まれた。

ドラマーが突然亡くなってしまった。

「残された人がその辛さを背負うのは生き残った人の宿命」であり「自分たちまでもが命を断つと今の自分たちと同じ辛さを残された人に背負わせることになる」のは、まさにその通りだ。

突然、遺された彼らの気持ちはわからないことはないが、でも背負わなければならない理由には、共感することができないよ。

 

 <目次>

物理的にあり得ない

倫理的にあり得ない

立場的にあり得ない

 

岩手県生まれ。「臨床真理」で「このミステリーがすごい!」大賞を受賞しデビュー。「検事の本懐」で大藪春彦賞、「孤狼の血」で日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)を受賞。