【No1078】アクトレス 誉田哲也 光文社(2022/01) | 朝活読書愛好家 シモマッキ―の読書感想文的なブログ~Dialogue~

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読書とは――著者や主人公、偉人、歴史、そして自分自身との、非日常の中で交わす対話。
出会えた著者を応援し、
本の楽しさ・面白さ・大切さを伝えていきたい。
一冊とのご縁が、人生を照らす光になる。
そんな奇跡を信じて、ページをめくり続けています。

3P「人生は、自分を主人公にした物語である。」

で始まる「家族」がテーマ。

「ボーダレス」の続編。

夫婦は、他人と他人が出会って始まる「家族」のはじまり。

家族ということ、家族でいること、家族になること。

その思いは、家族だからこそわかるところまで。

家族だから許せること、強いることで始まる数々の苦しみ。

家族であっても我慢できるまでのボーダーラインはさほど遠くないものだった。

291P 「殺人事件全体の半数以上が、実は親族による犯行だからね」

295P

文書とは、いわば「論理的な思考の結晶」である。「言語による感覚の再構築」といってもいい。意味が通じる文章を書くためには、書き手は読み手よりもさらに、その意味を正確に理解していなければならない。その上で、相手がどのように読み取るかという「解釈の幅」を想定し、土の表現を用いるのかという選択をしなければならない。それを可能とするだけの語彙力もなければならない。

 

1969年、東京都生まれ。学習院大学卒。2002年、『妖の華』で第2回ムー伝奇ノベル大賞優秀賞を受賞。2003年、『アクセス』で第4回ホラーサスペンス大賞特別賞を受賞。2006年刊行の『ストロベリーナイト』に始まる“姫川玲子”シリーズは、現在の警察小説ムーブメントを代表する作品のひとつとして多くの読者を獲得し、映像化も話題となった。作風は多岐にわたる。