【No.994】嗤う淑女二人 中山七里 実業之日本社(2021/09) | 朝活読書愛好家 シモマッキ―の読書感想文的なブログ~Dialogue~

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一冊とのご縁が、人生を照らす光になる。
そんな奇跡を信じて、ページをめくり続けています。

「死ぬより退屈が怖い」

中山七里ファンなら、唸るであろう最恐悪女が最凶タッグを組みました。

サイコパスでシリアルキラー「嗤う淑女」蒲生美智留。

精神疾患脱走囚で指名手配中「カエル男」有働さゆり。

 

悪徳弁護士の御子柴。相次ぐ行為に翻弄される捜査陣には、古手川や宮藤、葛城刑事も出てきますから、もう登場人物が多彩で役者ぞろいです。

 

高級ホテル宴会場で開催された同窓会での毒殺や大型バス爆破、そして中学校舎放火殺人やフィットネスジム爆破などを起こし約50人もの犠牲者が出ます。

なぜ?このような大量殺人をするかなのです。

もう開いた口がふさがらないほどの容赦ない恐怖さを与え物凄い驚愕さを感じています。

 

稀代の二人の女がこれからどんな展開をしていくのか。

二人の最終的な対決はあるのか。

次の展開が想像できるなら面白いのではないかと思います。

 

 <目次>

日坂浩一

高濱幸見

大塚久博

古見千佳

有働さゆり

 

1961年岐阜県生まれ。2009年、『さよならドビュッシー』で第8回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞し、翌年デビュー