☆朽ちないサクラ 柚月裕子 徳間書店 (2015/02)☆ | 朝活読書愛好家 シモマッキ―の読書感想文的なブログ~Dialogue~

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一冊とのご縁が、人生を照らす光になる。
そんな奇跡を信じて、ページをめくり続けています。



「サクラ」とは、公安警察の意味。



物語のテンポや登場人物の心理描写などがよかったな。


読み進めるごとに、新たな事実が結びついていくのが面白かったな。


内容をよく練ってありつながりがうまかったな。



物語のなかに十分に引き込まれましたよ。



けっしてこのままで終わらせていけない。


きっと次に続いていく物語だと信じていたいな。



主人公の「森口泉」さんが活躍する続編を希望しますよ。





 <目次>

第一章 

第二章

第三章

第四章

第五章

終章




◎1968年岩手県生まれ。「臨床真理」で第7回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞しデビュー。「検事の本懐」で第15回大藪春彦賞を受賞。他の著書に「パレートの誤算」など。




52P

「お前さんが犯人だなんて思っちゃいない。俺も長年、現場にいた男だ。お前さんを見ていれば、人を殺せる人間かどうかぐらいわかる。だがな、被害者とそれなりの関係がある人物からは、ことごとく話を訊くのが殺人捜査の基本だ。たとえ肉親でも配偶者でも、端っから疑ってかかるのが、刑事ってもんよ。事情を知る人間からは、できるだけ詳しく聴取しなきゃならん」








314P

―犠牲の上に、治定があってはならない。

もし、警察官になれたとしても、自分に何が出来るのかはわからない。だが、なにかをせずにはいられない。警察官採用試験に合格し、自分に出来ることをきっと見つける。

泉は胸に溜めていた息を大きく吐き出すと、前に向かって歩き始めた。