おうち探しの旅 間取りへのこだわり③全館空調とキッチン | 1億円の家を買うお話

1億円の家を買うお話

何を血迷ったのか1億円の家を買うことにした30代前半夫婦のお話です。

 1.  全館空調
HM選びの際も触れたが、当初は全館空調には特にこだわりがなく、たまたま最初に話を聞いた三菱地所ホームのウリの1つが全館空調ということを聞き、全館空調を入れるかどうかという選択肢が生まれた。

 

当初は全館空調は特に不要では、と考えていたものの、これまで紹介したとおり、我が家は全体的に居室ではないが滞在時間がそれなりに長い空間が多くなるなと思い直したこと、近年の夏は異常な気温であり、一昨年前、昨年と夏の期間はほぼ24時間いずれかの部屋の空調を稼働させていたことから、むしろ全館空調をいれた方がいいのでは、と思い直した。

検討したHMはたまたま、いずれの社も全館空調を取り扱っていたため、この点が各社の選定に際しネックとなることはなかったが。

 

家の構造を考えると、FCLを独立した部屋にし、キッチンを独立型にしていることなどから、この選択は間違いでなかった(多分)であろうと思う。

答え合わせはまだ先だが。

 

2.キッチン

キッチンは鯖トラのこだわりであり、我が家においては料理は私が行うため、その前提でキッチンを選ぶこととした。
その際重視したのは下記の条件かなと思い返す。

a.仕様
<メーカー>

キッチンはタカラスタンダードのグランディア(桧家住宅の標準品)を入れることとした。
メーカーにはこだわりはなく、ビルトインタイプの食洗機を入れることができればなんでもよかったのと、ホーローの手入れのしやすさを気に入っていたのでそこに悩むことはなかった。
オプションを考えるにあたり、タカラスタンダードのショールームは大変参考となった。
シンクの種類やメリデメについて紹介をいただき、HMと連携してオプションの見積もりを行ってくれたので大変スムーズに事が運んだ。

タカラスタンダードのキッチンを考えている方は、一度足を運ぶ価値があると思うので、おすすめしておく。

 

<高さ>
キッチンの高さを私に合わせることは必須であり、高さは選べるものの中で最大の90cmとした。
これでも適正高さの算定式(身長÷2+5cm)からするとまだ足りないが、そこを特注にするメリットは感じなかったので、とりあえずこの高さがあればなんとかなるだろう、と考えている。

<オプション>
オプションはいくつか入れたが、主なところでいうと
・ユーティリティシンク
・ボッシュ食洗機

あたりが大きなところであると考える

さて、ユーティリティシンクについては、そもそも桧家住宅のオプションにおける選択肢として提示されておらず(シンクのオプションは家事らくシンクというもの)、ショールームに行って確認した結果、こちらの方が個人的には使いやすいそうだということで見積もりをお願いした。
当時何を思っていたか、もはや忘れたが、キッチンをなるべく広く使いたい、ということが最重要であり、その観点からだと、ユーティリティシンクの方が広く使える、という話だった気がする。

ボッシュの食洗機については、かなり当初から入れたい、と考えているものであった。
とにかく家事の負担を減らしたいため、食洗機の導入はマスト、その際、とにかく大容量を求めていたことから、必然的にボッシュかミレーかのいずれかの選択肢しかなく、乾燥方式などから最終的にはボッシュ(幅60cm)を入れることとした。
これが一番高いオプションであったが、大体50万前後での導入になった。


b.広さ

キッチンの広さとして、作業スペースが十分に確保できること、をとにかく優先した。

通路幅自体は、人がすれ違うのに困らない程度の広さであればいいが、料理をしている際、とにかくスペースが狭いことはストレスになるのでこの点はこだわりを持った。

 

 



c.パントリー
とても広いパントリー。

冷凍庫を置いて作り置き+食材やらなにやらをとにかくストックし、買い物の回数を減らしたいのでスペースを広く設けた。

もともと、独立型のキッチンとするため、ある程度のデッドスペースが生まれることは想定していたので、それであればその空間をパントリーにする、ということで活用できればと考えた。

空いているスペースは、ゴミ箱を置いたり、後から棚をDIYしたりと生活に合わせて使い方を変えることができればと思う