おうち探しの旅 間取りへのこだわり②モノの管理が楽なおうち | 1億円の家を買うお話

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何を血迷ったのか1億円の家を買うことにした30代前半夫婦のお話です。

こだわりポイントの2つめとして、モノの管理が楽なおうちというのが挙げられる。

我が家は共働きであり、平日はそれなりに遅い時間に帰宅することがほとんどであるため、平日はほぼ家事をしている時間がない。
そのため、平日はストックを食い潰し、休日にまたストックするというライフサイクルが理想の1つであった。
また、ダイビングやゴルフ、スキーといった趣味の用品がかなりの量に及ぶので、これを保管しておけるスペースの確保も課題であり、とにかくモノをどのように管理するか、に重点をおいた。

②モノの管理が楽なおうち
他方で、それを実現するためにはストックをしておけるだけのスペースは必須であることから、その確保がまず課題である。
ストックをしたいものとしては
1.服の収納と洗濯
2.食料ストック
3.趣味の品

が大まかなところである

 1.  服の収納と洗濯
これについては、洗濯と収納を楽にする、という部分が大半を占める。
今のところ、ドラム式洗濯機を活用しており、一度入れたら乾燥まで自動的に、というのは楽ではあるのだが、結構な時間がかかるため、休日でも予定を入れるとワンサイクルしか回せない(容量が小さいのもあるが)。
そのため、洗濯機と乾燥機を別々に導入し、平行して洗濯乾燥を行えるようにするとともに、乾燥機の使えない服は室内干しできるよう、ランドリースペース的な空間を広くとることとした。
ここでは、洗濯をして、干してをするとともに、下着やバスタオルなど、ランドリールーム内で動線が完結するものは全て置いておけるだけの空間を併せて確保しており、後述のWICとの階層分離のデメリットを極力低減させることとしている。

また、洗濯の手間となるのは洗うことそのものもそうであるが、服をどのように収納するか、という点も家事として負担の大きい作業である。
可能な限り、畳んで収納するという行為をなくすため、広めのFCLも併せて所望した。
構造として、ランドリールームとWICを隣接させるかという部分は最後まで悩んだが、それぞれの空間の広さを優先させ(水回りの収まりとか他の空間の使い方とか含め総合的な衡量により)、ランドリールームとFCLは2Fと1Fに分けることとした。
その代わりというわけでもないが、WICは6帖ほどの広さを設け、干したハンガーをそのまま収納できるだけのスペースを設ける構造とした。

このように、洗濯という家事をなるべく効率的に行えるように、収納と洗濯を一体とした空間形成をうまくできたのではないかと思う。


 



 2.  食料ストック
平日は基本的に早く帰ることができれば作るが、そうでないときには外食ですませることが多い。
とはいえ、なるべくであれば家で食べたいので、できる限りの調理を週末にして、ストックしておくということができるのが理想である。
そのため、冷蔵庫とは別に冷凍庫を導入し、作り置き材料を朝に冷蔵庫に移し、帰宅後解凍されたものを食べる、というサイクルを構築したいので、とにかく広いキッチンとパントリーを設けることとした。
パントリーについては可動棚を1つ備え付けとし、あとは用途に応じてゴミ箱スペースを設けたり、棚をDIYしたりと拡張していく。
キッチンについては他にもこだわりがあるので、これもまた別に紹介をする予定。

 

3.  趣味の品
趣味の品、特にアウトドア関係のものはとにかくかさばり、汚れもつくことからどのように収納するかは悩みどころである。
主立ったものを挙げれば
・ダイビング器材×2
・ゴルフバッグ×2
・スーツケース×4
・スキー用品×2
とかなりスペースをとるものが多い。
それに加え、電子機器も大量にあるので、それらの外箱やらなにやらとかなりのモノが我が家には存在する。

現在住んでいる賃貸の数少ない美点の1つが、収納の多さであり、なぜかロフトスペースが複数あるので、これらの品々についてはどうにか収まってはいる。
他方で、シーズン毎の上げ下ろしは面倒くさく、外で使うものはなるべく外に近い状態にしておくことが理想であるのでSICを物置として使う前提で配置した。
できる限りアウトドア関係のものはここに詰め込み、入りと出を楽にできればと考えている。