書評 #006(氷川清話) | 募集採用と労務の専門家☆愛知県一宮市の社会保険労務士 下島健一

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こんばんは。
募集採用と労務の専門家 下島です。
 
 書評 #006(氷川清話)
 
今日で11月が終わり、明日から師走ですね。
 
12月もありがたいことに忙しくなりそうなので、文字どおりの月となりそうです。
 
が、忙しくても、できる限り読書の時間は作るようにしています。
 
で、昨日読み終えたのはこちらの本です。
 
氷川清話 (角川文庫ソフィア)/角川書店

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幕末に活躍した幕臣、勝海舟が晩年に語った人物評・時局批判の小話集です。
 
僕は、幕末物の小説が好きで、司馬遼太郎の著書をはじめ数多くの本を読みました。
 
そういう意味では、幕末の歴史の基礎知識があるれば、楽しめる本だと思います。
 
『そうなんだ!あのとき勝海舟はこんな風に考えていたのか!』といった具合です。
 
 
勝海舟は幕臣でしたが、徳川幕府を守るという考えではなく
 
開国後の日本がどうあるべきかという大きな視点で物事を考えられる数少ない幕府方の政治家でした。
 
ですから、討幕派の志士に何度も命を狙われましたが、その志士たちを心服させ、その後面倒をみることもありました。
 
あの坂本竜馬もその一人といえ、竜馬は勝の弟子となり、海軍伝習所で操船を学びました。
 
それが、後の海援隊につながり、大政奉還にもつながりました。
 
勝は、身分や出自ではなく能力のある人間を登用すべきという考えを持った人でした。
 
 
また、勝海舟は思慮深くかつ胆力のある人で、官軍方の西郷隆盛との直談判によって江戸城無血開城を成しとげました。
 
もちろん、西郷も胆力のある人でしたので、この2人だからこそ無血開城ができたのでしょうね。
 
江戸城無血開城により幕府軍と官軍の正面衝突が回避されました。
 
江戸の人々が血を流すことなく、徳川家も存続しました。
 
このとき、幕府方が外国の力を借りて、官軍と戦っていたら、日本の歴史は大きく変わっていたでしょう。
 
戦いによって日本は疲弊し、もしかすると外国の傀儡になっていたかもしれません。
 
勝も西郷も「私心」なく「正義」を貫き、「私」を捨てて「公」についたのだと思います。
 
勝はこれを「赤心(まごころ)」と表現しています。
 
 
さて、12/16(日)には、衆議院選挙があります。
 
政党が乱立し、くっついたり離れたり...(^^;
 
今の政治家に勝や西郷のような「赤心(まごごろ)」はあるのでしょうか?
 
僕にはよく分かりません。
 
おそらく、歴史が評価することになるのだと思います。
 
 
最後までお読みいただきありがとうございました。
 
 
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