8月1日(金)、和歌山県有田川に於いて
第45回報知鮎釣り選手権オーナーカップ決勝大会が行われました。
ご存知の通りこの大会は、全国7河川の予選勝ち上がり者と、
歴代名人、歴代優勝者、昨年大会のベスト8、ドリーム戦勝ち抜き者。
主催者推薦、競技委員会・地区推薦・・・
他大会の優勝者・・・で、選手権を争います。
メーカーの枠を超えて、真の実力日本一を争う
45回の歴史を誇る、権威と伝統の大会です。
当日の朝5時に大会会場に役員は集合です・・・まだ、暗いっす。
若干、高曇りで蒸し暑いんですが、
過去3年に比べると、クマゼミがあまり鳴いていません・・・
これからか・・・?
オトリを各ブロックごとにオトカンに入れて準備万端です・・・
大会本部に行くと、選手も続々と集まっていました。
昨年、ピンクのダストボックスを勧めてくれた
オーナーの女の子もいます・・・
近づいて挨拶しようとすると、
オーナーの垣本っちゃんが、目ざとく寄ってきて
「松下さんには、気をつけてね・・・」
などと、いらんことを言います
開会式が始まります・・・今年はこの中の誰が優勝するんでしょうかね・・・
今大会は上流の粟生地区、岩倉橋から、
白石の瀬下流川口あたりまでに6ブロック。
マワリっていうんでしょうかね・・・道の狭いところを外して
明恵道の駅あたりから、駅裏までに2ブロックとってあります。
その8ブロックに13名ずつ入っていただき、
1回戦は上位5位タイが2回戦に進出です。
1回戦、私(松)は4ブロックの主審です。
副審は向田くん・・・いいコンビですわ・・・
4ブロックは岩野河バイパスあたりで、
上流の橋から、下流の吊り橋の間がエリアです。
1回戦は10時半までとなっています
ブロックによって競技時間がまちまちなんですが、
4ブロックは7時45分くらいから開始でしたので、
2時間45分くらいやれたと思います。
各選手が上流、下流・・・と散っていきます。
目の前のポイントに入った川崎選手がいきなり掛けています・・・
川崎選手・・・仁淀川予選から勝ち上がってきた選手なんですが、
オモリを付けたり、外したり・・・
スピーディーで、パワフルな釣りでした・・・
結果、17匹で4位タイで2回戦進出ですが、
タイの西山選手も仁淀川予選からの進出者です・・・
仲いいですね~~~。
その下流では、辻選手がコンスタントに掛けていました。
型はまちまちなんですがね・・・
19匹で3位抜けです。
昨年のG杯チャンプの楠本選手
夏風邪を引いたのか、額に冷えピタを貼っての戦い・・・
「大丈夫かい・・・」
「しんどいですわ・・・」
「まあ、無理をせんように3回戦頑張ってや・・・」
「無理ですわ~~~」
15匹で1回戦敗退・・・体調が悪いとしょうがないですね・・・。
残り1時間で、下流にいた廣岡選手が上がってきました。
釣れてないのかな・・・
辺地の辺地まで差します・・・
21匹で2位抜けでした・・・
結局、4ブロックは22匹で服部選手が1位・・・
廣岡保貴選手が21匹で2位・・・辻選手が19匹で3位。
川崎選手、西山選手、椿選手が17匹で4位タイ・・・
この6名が2回戦に進出です。
1回戦でのニュースは5ブロックで
有岡只祐選手の44匹・・・勿論、トップ釣果なんですが、
たまげました・・・
このブロックの5位は瀬川元チャンプの19匹・・・
こばちゃは18匹で敗退ですわ・・・
凄いっすね~~~
結局、今大会もタコは出ずに
最低でも4匹だったかな・・・
かなり、レベルの高い大会でした。
2回戦は、私(松)は雑用のみで
審判がなかったので、5ブロックの様子を見学しました。
2回戦は各ブロックに5~6名ずつの戦いで
上位2位タイが3回戦に進出です。
島啓悟選手・・・多そうですね・・・27匹でトップ通過です
昨年のダイワ鮎マスターズ準優勝の瀧澤佳樹選手(タッキー)
18匹で2位抜けです・・・
2回戦の戦績は・・・
1ブロックは有岡只祐選手が25匹。松本一平選手が23匹。
2ブロックは森岡達也選手が25匹。廣橋敏彦選手が23匹。
3ブロックは安井雅彦選手が28匹。井上富博選手が21匹。
4ブロックは大坪保成選手が22匹。木全崇博選手が16匹。
6ブロックは木下英選手が21匹。鎗水猛選手が20匹。
7ブロックは廣岡保貴選手が14匹。辻行雄選手が12匹。
8ブロックは杉本正明選手が15匹。古田尚也選手が12匹。
2ブロックでは小澤剛選手が21匹の釣果でも敗退していました・・・
さて、運命の3回戦です・・・
今度は4つのブロックに4名ずつで、
上位2名が勝ち上がりでベスト8が出揃います。
今度は3ブロックから6ブロックを使用します。
私は6ブロックの主審で、副審が植田さんです。
6ブロックには、森岡達也選手、松本一平選手、
廣岡保貴選手、杉本正明選手の4名が入ります・・・
旗の付近で竿を出す、森岡元チャンプ・・・
植田さんが、「森岡くんの泳がせは貴重だぞ・・・」
聞こえたのか、森岡くんが
「めったにやらないですからね~」
そうか~、森岡くんといえば瀬釣りだもんね・・・
ここで6匹くらい獲った後は
上流に行って、瀬釣りで入れ掛かりでした。
1時間くらい残して廣岡くんが下流へ・・・
そこでやっぱり入れ掛かりを演じています。
ラスト30分・・・
松本選手も下ってきて、森岡選手の上で1匹掛けました・・・
大混戦です
検量すると、森岡選手が25匹で1位抜け・・・
松本選手が21匹・・・廣岡選手が20匹・・・で、
ラストの1匹が効いた松本選手が
同門の廣岡選手を抑えて勝ち上がり。
ちなみに、他のブロックは
3ブロックが木下英選手が27匹。安井雅彦選手が22匹。
4ブロックが廣橋敏彦選手が24匹。瀧澤佳樹選手が18匹。
5ブロックが鎗水猛選手が25匹。
島啓悟選手と、有岡只祐選手が24匹で並んで
1匹早掛けのプレーオフを制して、島選手が勝ち上がりました。
松本選手の同門対決を制した戦いぶりが印象に残る試合でしたね
又、島くんが勝たなければベスト8全てが関西方面の選手ばかりでした。
夜の懇親会でベスト8の組み合わせが決まりました・・・
1ブロックは木下選手対瀧澤選手
2ブロックは松本選手対鎗水選手
3ブロックは島選手対廣橋選手
4ブロックは森岡選手対安井選手
どの試合も好カードですね・・・