NHKの朝ドラ「あんぱん」

ご覧になってますか?

 

パン関係繋がりから

よく見ていますニコニコ

 

最近人気ミュージシャンが

朝ドラの役者に抜擢されたと

聞いていました

 

天は二物を与えず

 

なかなかの役者ぶりで

関心していましたが

 

劇中で彼が突然

アカペラで歌い出したのが

 

見上げてごらん夜の星を

 

 見上げてごらん 夜の星を

 小さな星の 小さな光が

 ささやかな幸せをうたってる

 

 見上げてごらん 夜の星を

 僕らのように 名もない星が

 ささやかな幸せを祈ってる

 

 

すごく引き込まれて

目頭が熱くなってしまいました

 

彼のような歌手を役者として

抜擢したのはこのシーンのためだと

とても納得しました

 

ミセスグリーンアップル 

大森さん

 

彼らのすべての楽曲を聴いた訳ではないのですが、

個人的にはケセラセラが一番好きです

 

 

 

ドラマで彼の歌を聴いて以来、

毎日夜空を見上げていました

 

音楽って不思議なもので

このタイミングなんだって時に

流れてくることがあります

 

この歌を偶然聴く前は

結構キツイことが続き

空を見上げる余裕がなかった気がします

 

そしてこの歌を通して

空を見上げるきっかけとなったのです

 

 

歌を聴いたときの

感動の涙とともに

自分の中で刺さっていた何かが

流れ落ちて行った気がしました

 

スピリチャル的な話じゃないけど

やっぱりちゃんと見守ってくれてるんだなと

 

ささやかな幸せ

 

50代までは

大きな夢を追いかけ叶えることが

幸せを実現することだと

自分なりに頑張って来ました

 

60歳になる前に

大きな夢をかなえるために

とても大きな代償を払っていたことが

現実となって立ちはだかりました

 

60歳になって

時代の扉の重さに気づいた

 

体力も気力もピークは過ぎていて

この先どうやって進んでいったらいいのか

 

 

最初から大きなことをしようとするから

経験上、最終的にはうまくいかなくなるし

 

早く結果を出そうとするから

どこかで歯車がかみ合わなくなったりする

スタッフや仲間も離れて行ってしまう

 

振返ると10年間はそれの繰り返しだった

 

 

60歳は人生の折り返し

 

人生の山を登り続けたあとは

今からは下っていくことになる

 

頂上を目指すのは

その山が高ければ高いほどキツイ

それでも目指すところはひとつ

 

それに対し

山を下るときは

進む道はいくらでもある

最後に到着を目指す場所もいくらでもある

 

だから人によっては下る方が難しい

 

自分はまさに

これまで自分が昇ってきた山を下るタイミング

 

これから

どう生きるかが大事

 

 

とりあえず今は

もう過去を悔やんだり、

未来をあきらめたりしないこと

 

しっかりと今を生きることで

過去も未来も受け入れられる自分になること

どんな人生の終わり方になるのかは自分次第

 

そのためには

これまで見過ごしてきた

どんな小さなささいなことでも

大切にしていくつもりです

 

そして小さな幸せを積み重ねて行きます

 

 

8月から早起き習慣を改善したら

明け方の空に輝く星を見つけることができました

 

夏の時期は

明けの明星と土星が見えるんだそうです

 

見上げてみるのは夜の星だけじゃないようですね