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小麦、高級ブランド、光熱費…アベノミクスに副作用 「値上げの春」円安直撃も脱デフレに期待

 景気浮揚を狙う安倍晋三政権の経済政策「アベノミクス」に伴う円安で、輸入品の値上げが相次いでいる。食品のほか、海外ブランドなどの高額品にも影響が広がる。輸出企業には追い風の円安も、家計にとっては思わぬ負の側面だが、中期的には賃上げ効果も加わり、脱デフレにつながるとの期待もある。

海外旅行も影響

 「価格転嫁も考えなくては」。14日に食パンの新製品を発表した敷島製パンの根本力執行役員は、厳しい台所事情を吐露した。農林水産省は4月から、製粉会社などへの輸入小麦の政府売り渡し価格を平均9.7%引き上げる。パンや麺類メーカーには、「(企業努力では)吸収できない」(根本氏)と痛手だ。

 同様に円安、穀物高のダブルパンチなのが食用油。日清オイリオグループは4月1日出荷分から、代表的な食用油価格を約10%引き上げる。上げ幅は家庭用が1キロ当たり30円以上、業務用が1斗缶(16.5キロ)当たり500円以上。

 水産品も、はごろもフーズが、「シーチキン」ブランドの缶詰16品目の価格を5月1日から2.2~6.1%引き上げると発表。特売の常連品の値上げに、大手スーパーは「他メーカーを増やすことも検討する」とするが、他社の値上げ追随も予想される。

 株高で富裕層の消費が堅調だった高額品は、高級ブランドの「ルイ・ヴィトン ジャパン」が2月半ば、バッグなどの一部商品を平均約12%値上げしたのに続き、ティファニーも4月10日から、ジュエリー類などを平均約10%値上げする。