先日まで、「しらをきる」を「白を切る」だと思っていました。
ところが!
よく調べたら、「白を着る」だったのです。
大和の者は、言霊に気を付けます。
言霊
口に出して言うと「招き寄せてしまう」と言う考え方です。
「叶う」という字です。
「暴く」と言わず。「白黒付ける」と言い
「離れる」と言わず、「疎遠に成る」と言い
「別れる」と言わず「三行半」と言う。
また
「悪事をやめる時」も「足抜けする」とか「足を洗う」と言う。
「縁を切る」とは言わない。
似たような言葉に、「白々しい」が有ります。
「嘘なのに真実っぽい」 これが「白々しい」
「嘘を真実に偽装する」これが「白を着る」
つまり、「しらをきる」とは、「白を着る」だったのです。