「永遠の0」 映画化おめでとう! | 杉山 召のブログ

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超能力と宇宙人のことを書いています。

「永遠の0」の映画化が決まったみたいでめでたいことです。
便乗するようですが(・・・便乗してます)
まるで、「永遠の0」のためにしつらえた様な「時雨涙に」です。
ヒットを狙うなら「時雨の涙」にタイトルを変えるべき?
なんでも、タイトルの間に「の」を入れると売れるって噂なのです。

http://www.youtube.com/watch?v=SYkss_n_1nk ←これがその歌です。

タイトル変更の予定でしたが「時雨の涙」のゴロが悪いのでそのままです。

「時雨涙に」
1.
窓辺に 星降る夜
二人で 見上げた空
月影こぼれる中で
見つめていた 横顔

いつも空に描いたあなたは
まるで笑いかけるようで
頬を濡らす いとおしさの雨
とめどなく 月夜に光る

時雨(しぐれ)降り止まない
今は まだ あぁ

2.
まぶたに 浮かんで消える
幽(かそけ)き やさしい日々
まぶしい 日差しの中で
歩んで来た しあわせ

いつも胸に溢れた想い出は
心包み込むようで
頬を濡らす まほろばの夢
儚(はかな)げに 現(うつつ)に消える

あなた 帰りたいの
今は 遥かな空

独り 見上げる 空に 呟(つぶや)く
あなた もう直ぐ 会えるわ


あとがき
最初に曲を聴いた時に、息継ぎするポイントが無かった。
それなので作詞の段階で無理矢理に息継ぎするポイントを作り入れました。
もともと歌詞を付ける予定の曲じゃなかったそうです。
もう、5年以上も前の作品に成るんですね。光陰矢のごとし

時雨の涙は戦場で散った兵士を讃えたり哀悼の意を表す歌ではありません。
残された女が死にたいくらい辛いのに、死ねなくて生きる。
愛する人が「生きて欲しい」と託した未来だから歯を食いしばって生きている。
生活がどんなに苦しくても、そこにあなたが居た。
そんなあなたが生きて欲しいと願ったなら苦しくても死ぬわけにはいかない。
愛する人に託された未来、その背負った「思い」が死なせてはくれない。
・・・死ねたら、楽かもしれない。
でも、生きて、生き抜いて「あなた、もうすぐ会えるわ」と、つぶやくのです。
「もう、死んでも許してくれますよね?」そんな、つぶやきです。
背負った物を下ろす時、「愛に応えた。」そんな小さな歓びが含まれています。
そんな、女の頑張りと(少しの)幸せを歌にしました。
戦場で生きる彼女たちは、
悲しく辛く不幸ではあったけれど、それでも幸せを感じたのだと思います。
わたしは、そう思います。