全ての人間には、
地球から魂が与えられており、魂を育てるのが人間の本来の役目です。
と言うより、
魂に人間と云う獣の体が与えられていて、獣の体は単なる器にしか過ぎません。
夜店で金魚をすくうポイみたいに弱く脆く寿命も短い肉体です。
鉱物生命体は、艱難辛苦傷病労苦から影響を受けない完全生命体です。
傷付く事すら無い永遠の生命なので、肉体を持たなければ成長が出来ません。
完全な生命=変化しないということは、成長の余地もないということなのです。
成長とは変化の積み重ねです。
完全とは変化しない事、影響を受けることも無いかわりに成長も出来ない。
人間は不完全な存在です。でも、だからこそ成長できるのです。
人間は全て永遠の命を持つ神の子です。
人任せに救いを待つのではなく、自ら救いを実践してゆく責務があります。
自分を救っても鉱物生命体は育ちません。
誰かに命のエネルギーを与えて経験値を得て鉱物生命体は成長します。
命を与えるとはどういうことか?
仮に、命をロウソクに例えて見れば分り易いと思います。
他人のロウソクに蝋を足す事は可能でも、自分のロウソクに足せないでしょ?
簡単に言えば、「他人に与えた命の分しか魂は成長できない」って事です。
人間の内には「霊的な門」の様なものがあり、神はその中に居ます。
その門は、感情に応えて開き、神にイメージを伝えます。
あなたを救う神は、あなたの中に居て、他の誰でもないあなただけの神です。
あなたが誰かを救いたいと命を投げ出す時、
その思い(願い)の目安を測るのが感情だと思ってくれたら良いと思います。
当然、
癒しを乱用すれば、感情を高める脳内物質が不足して使えなくなります。
そして、命を使い切れば死にます。
思考能力がない生物でも感情を司る部分が脳に有るのは、
地球が生物をデザインする時に、思考能力よりも感情を優先させたからです。
つまり人間は、進化して超能力を使えるように成るのではなく、
全ての生物は、初めから超能力を使えるようにデザインされているのです。
もちろん古代に持っていて失った力でもありません。
人類の誰もが、これから魂を育てて手に入れてゆく力なのです。