円高だと輸出が伸びない観光業も終わる。∴雇用が伸びない。外貨の稼げない。
輸出だけで雇用をまかなえるのだろうか?・・・失業者は消費者には成れない。
ある程度の円安で、好景気が続いて、蓄財できて、購買力が上がってから円高なら話は分かるが?
円高の失業者をどうするつもりなのだろう?
もしかして、単なる思いつき?
お飾りの会長職の御託とか言うやつか?・・・机上の空論?
しかし手がないわけでもない。例えば、
通貨レートが高くても、日本は借金が無くなれば、通貨レートが高いまま円安になる。
でも、それには日銀という大きな壁が立ちふさがる。
日銀は日本の借金を増やし続ける悪だ!・・・日銀は好景気だった日本を不況に導いた敵だからだ。
もしかして・・・、
三井物産の槍田会長が日銀を抑えて、日本の借金を消してくれるつもりなのだろうか?
以下は他所様のニュース記事だ。
長谷川洋三の産業ウォッチ 三井物産槍田会長の為替論:円高をもっと前向きに活かすことを考えていくべきだ

■「円が強いことは悪いことではない。日本経済は円高にしっかりと対応できる体力を身に着けているのではないか。円高をもっと前向きに活かすことを考えていくべきだ」
日本貿易会会長で三井物産会長の槍田松瑩(うつだ・しょうえい)氏は2011年9月21日、日本貿易会会長の定例会見で、円高の経済界に与える影響について聞かれ、こう答えた。
国際為替市場はドル安に続いてユーロも欧州債務問題の解決のメドがたたないことから下落が続き、円相場は1ドル=76円台の高水準が続いている。このため輸出依存率の高い自動車産業などでは円高による手取りの目減りが収益を圧迫するとの懸念が出ているが、「購買力平価に換算すれば円高も数%程度で大きな数字ではない」と円高脅威論を戒めた。
国際通貨基金(IMF)は20日、世界経済見通しを下方修正し、米国とユーロ圏の実質成長率を大幅下方修正したが、槍田会長は欧州経済の先行きにも楽観的だ。TPPについても「勇気をもって国民に決断を迫るべきだ」としている。