巷で見る知恵遅れの子供を見ると悲しくなる。
彼らの頭蓋骨を超能力で治して脳の負担を軽くするなど容易い。
なぜ、それを言い出せないのか?
頭の形を良くしたって、直ぐに良くなると限らないだろ?
ぼくが手掛けた筋無力症の患者の様に、
歪みさえ無くしてしまえば、直ぐに走り回れるように成る人(子供)もいる。
・・・でも、治らなかったらどうする?
一度の施術で治せなかったら・・・、 どうする? どうなる?
これまで培って来た信用も、実績も失って取り返せない。
人と関わるチャンスが無くなるんだ。 次ぎの機会なんか無いんだ。
だから待つしかない。
この世に、超能力者が溢れるのを待つしかないんだ。
歪みを取るのは、容易いんだ。
・・・だから、待とう。
いま大切なのは、
失敗しない事、希望の火を灯し続ける事、挑戦ではなく忍耐だ。