ぼくが魂を育てる事を薦める理由は、
人はもともと、神を育てる器として地球に作られた獣だからだ。
オタマジャクシの様なホヤの幼生から、泳ぐ生き物として進化をした。
しかし、泳ぐ事に特化して鱗を持ってしまったら資格を失う。
鱗を手に入れると、手足は生えて来ないからだ。
進化した両生類と呼ばれる生き物は、地上に出て行く準備をする。
体表のイボは、やがて体毛に進化して地上の乾きから身を守る。
鱗を得てしまったら、羽毛にしか進化できない。資格を失う。
地上に出ても、地上を走る事に特化してしまったら資格を失う。
二足歩行をしなければならないから神は立ち上がる事を促した。
二足歩行で生きる事により、首の角度を変えることで、獣の封印が解けた。
単純に頭を起こすだけでは、封印は解けない。
何故か、生きる為に特化した進化をした生物は、神の器の資格を失う。
人間は今の形に成るまで、慎重に進化を管理されていた。
何に?
未来の神である。・・・人が神となる世界の奇跡。
未来の可能性の一つが神に辿り着き、前借した奇跡が人間なのだ。
滅びなかった未来から、選ばれし未来から、差し伸べられた奇跡の力。
この印とは、神の器の基準を満たした証である。