白き樹液 | [simju]の詩集

[simju]の詩集

紡ぐ言の葉の箱

白き樹液
2006年10月06日08:15
はがされた 線

ひろがる 面

白き液


ふさがれると それはなにものもないように
平常が おとずれる

土におちて
それを願って

揺らす 揺らす その枝葉


はがさがれると それはなにものもないようだ
正常が おとずれる

白き樹液
なにものでもないなら

根付かないなら
種とならないなら

それはいらないだろう


その欲望さえも

静かに陽をあび
秘かに 秘を編み

その欲望さえも


それはいらないだろう
それは いらないだろう?