時計をなくす街 | [simju]の詩集

[simju]の詩集

紡ぐ言の葉の箱

時計をなくす街
初出2006年07月29日01:43
あの日 暮らした街は
あの日 刻んだ街は

じかん が とまったまま

ずっと

じかん が とまっ ていた

あのこ が 街を出る

この街は 時計がなくなる

止まった 時計はいらない
止まった 時計はもう いらない

時計がなくなる この街

この街さえも なくなる と いうこと だよね

おもいでも 写真も 気持ちも 永遠に

針をとめた時計と 近くの 河に ながす

永遠に

この街も ながそう


あのこが 時計を なくす

ぼくも もう いいかげん 影を なくそう

ぼくの 時計は あるんだよ ね