硝子のコトバ | [simju]の詩集

[simju]の詩集

紡ぐ言の葉の箱

硝子のコトバ
初出2006年02月21日12:16
ココロが冷淡で硝子細工だから

砕いたコトバは破片となって

傷つけなくともいい

あなたの鼓膜を破壊する

忘却を喚起させるための櫂として選ばれたペニスは体液をケイオスにするだけで

それは統合とは呼べず
それは安息とは呼べず
荒い息の獣がしずかに牙を抜かれるだけなのだ

からみついた舌はココロの破片だらけで

もう声も嗚咽も なにも だせない

硅素の獣よ メルト