Prism | [simju]の詩集

[simju]の詩集

紡ぐ言の葉の箱


初出1995
006

Prism 

Lyrics/詩麻

 

妾(しょう)を欲するしかない

会話が死を招くことなどないから

 

遠くをみつめるだけ 今の光は色を形作らない

今のプリズムはないのさ

 

スライドした粒は見えない風景を逆光のせいにする

ネガに焼き付けられて後悔は形作られる

昔のプリズムはないのさ

 

一体どこを見てるのか

ヤコブスの豚に4人とひとつの細胞がくくられる

堕ちないでほしい 1/4(quarter)でよいから

 

羊は水を飲み続ける光をみつめながら

仮面は揺れ続ける躯を冷やしながら

 

光をみつめながら