豚の海 とこしえの枕 | [simju]の詩集

[simju]の詩集

紡ぐ言の葉の箱


初出1995年
豚の海 とこしえの枕
Lyrics:[simju]

腐敗している 躯のすべてが

太陽のあたらない 豚の海

浸かる我 斑の肌 洗っても洗っても
耳 鼻 声 すべて豚のそれ 同化というそれ

※はりつけよう 空に天使を
あの陸へ泳ぎわたろう
浄化されよう 唯一の節理で


あなたの形を思いだして とこしえの枕

横たわる白き肌 思い出してる
腰 瞳 声 すべてきみのそれ 同化というそれ

※はりつけよう 空に天使を
あの陸へ泳ぎわたろう
浄化されよう 唯一の節理で

海をゆくのか 躯のすべてが
暖かい光 夏に茂る樹(いつき)

見上げる枝葉 ふりそそぐShine

声 声 声 すべて ただひとつのそれ 自己というそれ

はがれおちた空から天使は

あの陸に舞い降りて

根付く大地に

その樹の下で とこしえの枕

とこしえの木漏れ日よ

終わることのない昼
限りなく続く夜

あなたとねむる とこしえの枕