第二次世界大戦の敗戦を旧満州(現中国東北部)で迎えた ある日本人家族がいた。 父は出征したまま消息はわからず、4人の幼い子供をかかえ母は途方に暮れる。 一番下の乳呑児は病弱、母自身も心身共に衰弱していた。 果たして全員無事で日本に引き揚げることはできるのか? そんな折、安東に住む若い中国人夫婦が 末の子を引き取って育てたいと申し出る。 実話を元にまとめられた一冊の本に感銘を受け、清水 紫が作詞作曲をした わが子にわびる母の"痛恨の子守歌"。 2012年2月18日(土) クレオ大阪東ホール 大阪多喜二祭にて

 

 

 

赤き花燃ゆ
4高評価数
592視聴回数
 
小説「蟹工船」や「1928年3月15日」などで世界的にその名を知られている作家 小林多喜二。 多喜二は、1903年 秋田県生まれ。家の事情により幼少期に北海道の小樽に移り住む。 その後、作家として当時の虐げられた労働者問題などを取り上げ、ペンを以て社会の不条理と闘うが、やがて特高警察に追われる身となり、ついに1933年2月20日に逮捕。その日の内に想像絶する激しい拷問で殺されてしまう。29才だった。 その多喜二と、孝行息子を奪われた母セキの心情に想いを寄せ、清水 紫が作詞作曲した多喜二追悼の抒情歌。 歌詞は2009年日本作詩大賞新人賞に入選。 2012年2月18日(土) クレオ大阪東ホール 大阪多喜二祭にて

 
チャンネル登録者数 8人