第5章  地球の真の歴史 

 

ネブの復活 P289~

 

 1940年代ーーネブ帝国は再びテラにその欲望を向けました。彼らは、指導者たちを支配し、彼らを手なずけるといういつもの計略を展開します。そして、1955年、前年までの銀河連合の警告にもかかわらず、MJ12と悪名高い協定を結ぶことになります。ネブ・トールグレイは、シカール・レプティリアン、そして彼らの新しい支援艦隊である元ナチスドイツの「ナハトヴァッフェン」(別名「ダークフリート」)と連携し、「闇の同盟」と名付けられた、三者による邪悪なグループを形成することになります。ゼナテア同盟(アンドロメダ評議会)のおかげで、これらの出来事は「間一髪のところで」見抜かれ、銀河同盟の軍隊(銀河連合、アンドロメダ評議会、5種族評議会、アシュタール銀河部隊、その他いくつかの組織)が太陽系に到達し、銀河規模の惨事を回避することができたのです。太陽系がこの巨悪から解放された経緯は、拙著『心優しき地球外生命体たち』にリアルタイムで詳述しましたが、時系列でまとめると、以下のようになります。

 

 1950年代初頭より、銀河連合は、闇の同盟の脅威に対する防衛力を高めるため、技術の共有を通じて人類を密かに支援してきました。この協力の一環として、侵略者を撃退するために、地球の軍隊と好意的な地球外生命体の軍隊の間で地球アライアンスが作られました。この協力体制から、アメリカ海軍のソーラー・ウォーデン艦隊が誕生しました。

 

 2021年2月ーー地球の衛星ルナ(月)は、地球アライアンスと銀河連合によって、ネブおよびダークフリートによる占領から解放されました。

 

 2021年4月5日ーー銀河連合と先住民族火星同盟による火星での攻撃が開始されます。

 

 2021年5月14日ーー銀河連合は、太陽系でネブが使用するスターゲートの周波数キーを解読してロックし、ネブ占領軍の司令官たちを捕獲します。

 

 2021年6月6日ーー南極大陸をダークフリートから解放。

 

 2021年7月5日ーー火星での最終勝利。

 

 2021年7月14日から17日ーー銀河連合と、様々な国際宇宙事業の地球代表との一連の会議の結果、この戦争の後、太陽系の将来の安全と繁栄のための計画をまとめた「木星協定」が結ばれます。

 

 2021年8月28日ーー太陽系での最後の占領地は、小惑星セレスを含む同盟軍の手に落ちます。

 

 2021年10月11日ーー惑星間連合の大艦隊「シーダーズ」が太陽系に到着。

 

 2021年末ーー地球の地下深くにある軍事基地では、敵対者の排除が進んでいます。ネブ・グレイとシカールは、ついにこの星系から追い出されます。

 

 2022年7月6日ーージョージア・ガイドストーンというディープ・ステートの象徴的モニュメントは、地球規模の人口削減計画と新世界秩序を石に刻んで公然と隠していましたが、夜のうちに爆破され、翌朝には更地にされていました。ソーハンは「テロ行為ではない」と言うだけでした。思い起こせば、2022年1月4日、ソーハンは謎めいた口調で、地球上の人類に訪れる大きな変化を感じさせるように私にこう言いました(19ページ参照。)

 

 「・・・・そして、彼らが石に刻まれていると信じていたものは、水のように流れるだろう」

 

 ベルリンの壁崩壊に匹敵するこの出来事は、人類の集合意識に最初のドミニ倒しとして刻まれ、数千年にわたる闇の専制政治の終わりを告げることになるでしょう。

 

新生テラ

 

 私たちは今、すべての戦いと時代を超えて、テラの人類の蜂起を見るためにここまでやってきました。待ち望んだ瞬間です。私たちはついに立ち上がり、私たちの未来の地平線に昇る光を見ることができるのです。テラの解放は銀河系の隷属的な時間軸を逆転させるのです。始まった以上、もうこのプロセスは止めることができません・・・・