退職後の信吾 19
清水景允
信吾は、2015年3月9日で73歳になっていた。
今も毎週、金曜広場に参加し、8月21日で167回になった。その間2回金曜広場に参加しなかったことがある。一回目は木曜日の夜中、急に左腰当たりに激痛が走りだした。朝を待って、君枝に病院に連れて行ってもらった。いろいろと検査しCTスキャンの画像を見たドクターは「尿管結石ですね・・・。」と言うのである。さすが、その日の金曜広場に参加することが出来なかった。
二回目は、富良野に住む孫が急に熱を出し、看てくれないかとの電話が入った。孫の面倒を看るのは原則として君枝と二人で看ることにしていたので、金曜日であったが富良野に走るのである。
ディクル工房の収益は、信吾の生活費の他に今取組んでいることに充てている。その一つが「まちづくり市民の会」で旭川冬の写真コンクールのパネル製作、及びイーゼル製作のための資金の一部としている。
この「旭川冬の写真コンクール」については、信吾の教員時代からの夢で、旭川市が「文化都市旭川」を宣言し、過去の著名な文化人の作品をここかしこに展示し、市民が容易に文化作品に触れあう機会を作っている。しかし、文化人を養成するという機会が無い。そこで信吾の開発したディクルで写真パネルを作り青空ギャラリーとして、人の集まるところに写真を展示し、気軽に人々が写真を鑑賞できる場所を作り市民に評価してもらうシステムを作りたかったのである。
その写真は日本全国の人々に呼びかけ応募してもらう。ただし、応募できる写真には条件があった。その条件は、応募作品は旭川市から観る風景あるいは情景とするのであった。その目的は、冬の旭川の魅力を体験してもらうところにあった。
応募して来た写真は、市民の代表による審査を行ない金賞、銀賞、銅賞、を設け60cm×90cmの大きさのディクルパネルにし、残り11枚をそれぞれの賞を与え45cm×60cmの大きさのディクルパネルとし青空の下に展示するのである。
2015年で3回目の回を重ねている。今は旭山動物園正門前に展示し、続いてJR旭川駅南口屋外広場に展示することになっている。
また、信吾は一般財団法人日本尊厳死協会北海道支部旭川懇話会の事務局長に推薦され、その懇話会の世話役をしている。
さらに、一般社団法人北海道産業用大麻協会の監事を仰せつかり、産業用大麻協会の方にも全力を注ぐのである。
この産業用大麻について、信吾の根底には、信吾の哲学がある。
それは、人間が、この地球上で生きて行くには、他の生き物の命を戴き生きて行かなければならない存在者であると言うことである。そして、やがて到達するであろう「水素社会」の基幹農作物となると考えるのである。理由は農地の単位面積当たりのメタン発酵率が他の農作物より多いことへの期待であった。
清水景允
信吾は、2015年3月9日で73歳になっていた。
今も毎週、金曜広場に参加し、8月21日で167回になった。その間2回金曜広場に参加しなかったことがある。一回目は木曜日の夜中、急に左腰当たりに激痛が走りだした。朝を待って、君枝に病院に連れて行ってもらった。いろいろと検査しCTスキャンの画像を見たドクターは「尿管結石ですね・・・。」と言うのである。さすが、その日の金曜広場に参加することが出来なかった。
二回目は、富良野に住む孫が急に熱を出し、看てくれないかとの電話が入った。孫の面倒を看るのは原則として君枝と二人で看ることにしていたので、金曜日であったが富良野に走るのである。
ディクル工房の収益は、信吾の生活費の他に今取組んでいることに充てている。その一つが「まちづくり市民の会」で旭川冬の写真コンクールのパネル製作、及びイーゼル製作のための資金の一部としている。
この「旭川冬の写真コンクール」については、信吾の教員時代からの夢で、旭川市が「文化都市旭川」を宣言し、過去の著名な文化人の作品をここかしこに展示し、市民が容易に文化作品に触れあう機会を作っている。しかし、文化人を養成するという機会が無い。そこで信吾の開発したディクルで写真パネルを作り青空ギャラリーとして、人の集まるところに写真を展示し、気軽に人々が写真を鑑賞できる場所を作り市民に評価してもらうシステムを作りたかったのである。
その写真は日本全国の人々に呼びかけ応募してもらう。ただし、応募できる写真には条件があった。その条件は、応募作品は旭川市から観る風景あるいは情景とするのであった。その目的は、冬の旭川の魅力を体験してもらうところにあった。
応募して来た写真は、市民の代表による審査を行ない金賞、銀賞、銅賞、を設け60cm×90cmの大きさのディクルパネルにし、残り11枚をそれぞれの賞を与え45cm×60cmの大きさのディクルパネルとし青空の下に展示するのである。
2015年で3回目の回を重ねている。今は旭山動物園正門前に展示し、続いてJR旭川駅南口屋外広場に展示することになっている。
また、信吾は一般財団法人日本尊厳死協会北海道支部旭川懇話会の事務局長に推薦され、その懇話会の世話役をしている。
さらに、一般社団法人北海道産業用大麻協会の監事を仰せつかり、産業用大麻協会の方にも全力を注ぐのである。
この産業用大麻について、信吾の根底には、信吾の哲学がある。
それは、人間が、この地球上で生きて行くには、他の生き物の命を戴き生きて行かなければならない存在者であると言うことである。そして、やがて到達するであろう「水素社会」の基幹農作物となると考えるのである。理由は農地の単位面積当たりのメタン発酵率が他の農作物より多いことへの期待であった。