日本における「情報化社会」とは何か・・・  No.2    清水 景允

・・・昨日の続き・・・
 ところが、現代になって本来の豊かな自然の中で生活していた生き物の環境が崩壊せざるを得ない新しい事体が起りつつあることに気がついた人々が居ました。1950年代から1960年代の欧米を中心とする哲学者、科学者、宗教学者、教育者達です。これら知識者たちは、環境破壊をもたらす原因調査のため情報を収集し、その原因が「産業社会」にあると結論付けし「Post Industrial Society(産業社会の次ぎに来る社会)」を真剣に考えだしたのです。日本では、このポスト インダストリアル ソサエティーを、その方法論から「情報化社会」と訳してしまったのです。
 私達の國、日本ではその科学信仰が経済産業と結びつき「今起きている問題は、やがて『科学』が解決してくれる。だから、今のうちに・・・。」という科学信仰に基づいた資本主義経済が成立してしまったのです。その最たるものが原子力産業です。

 次回は、この情報化社会の意味を分析し、その結果、今の社会混乱を引き起こしていることを取り上げたいと思います。