今日の詩『リバイバル』夕暮れの道端でしゃがんでいる少年何かを見つけたのかじっと地面を見つめて遠い記憶の石をひしと握り締めた彼の有り様はまるでコロッセウムの剣士伝統に次ぐ伝統を鎖のように体に巻き付け連日連夜闘技場を演出している嗚呼それでいいのか無から来る創造は断言できないが気が付けばリバイバルの繰り返しおいそれと服するだけならば生きた空もない日々よ
今日の詩『狂人』突き抜けた魂を天を突き刺す塔の如くに表現する狂人にある種の愛を感じる狂うほど美しい真冬の氷河に百花繚乱の春が来たように壊れるほど愛しい吹き出すマグマに恐怖の裏で密かに感じる神秘のように狂人は今日も世界に小さな赤い花を描き加えニヤニヤと笑っては次の企みに含み笑いをして町から町へ渡り歩いているそうごくありふれた普通な顔で今日も。