9:06 登山口~大天井岳まで、1時間ほど。 ※私は比較的早めのペースです。

 

9:07 展望を楽しみながら談笑中の(おそらく)ご夫婦。

乱入して邪魔するような野暮はいたしません。

挨拶だけ交わし、

展望をズームで切り取ったら、

 

9:09 北北西へ向かいます。

※昭文社の山と高原地図「氷ノ山」の付録冊子では、行楽客に対しては、ここまで登ってきた出雲岩コース(表登山道)による大天井岳までのピストンをお勧めしています。

 

9:11 いったん下り、登り返すと、

 

9:13 「天狗岩」に到着。

ネット情報によると、天狗岩の上に登る猛者もおられるそうですが・・・やめときます。

 

9:14 天狗岩を通過すると、すぐに分岐が。

問題の「A-9」地点です。

ちょっとわかりにくいですが、

左(鹿ヶ壺・峯山方面へ)に上がると、雪彦山三角点に向かいます。←「兵庫県の山」の紹介コース

右手に直進すると、地蔵岳を経由し、虹ヶ滝まで下ります。←上級コース(裏登山道)

 

 

昨晩に決めていた通り、

右手に直進します。

 

 

9:16 これまた、すぐに分岐が。

ネット情報にあった、

上級コースの中でさらに「上級コース(20mの鎖場)」と「一般コース(迂回路)」に分かれる分岐です。

 

まずは、下を向いて右手にある「上級コース(20mの鎖場)」を見に行きます。

この少し先まで進み、下方を確認すると、目測で5m以上の垂直の崖でした。

体勢が不安定過ぎて、写真は撮らず。

立派な太い鎖が下がっていましたが、直壁のため、3点支持は不可能。

腕力で鎖に身を委ねるしかありません。

いちおう、鎖を持って、降下する体勢をとってみました。

なんか行けそうな気もしますが・・・この先の状況が不明すぎて、嫌な予感もします。

(途中まで下って、やっぱり無理!、は超危険ですので・・・)

 

 

いったん崖から上がり、

今度は、下を向いて左側にある「一般コース(迂回路)」を確認します。

かなりの急崖ですが、こちらはなんとか下りられそうです。

確実性から、「一般コース(迂回路)」を選択しました。

 

9:19 「一般コース(迂回路)」を下りながら、右手を見ると、直壁の崖が見えます。

ただし、延々と直壁が続いているわけでなく、

この写真の少し下で、比較的足場の安定した場所もあるようです。

 

9:21 「一般コース(迂回路)」の方にも鎖場があり、気を緩めることはできません。

初見の鎖場の下りは難しいですが、先ほど直壁を見ているので、幾分マシに感じます(苦笑)。

 

9:22 鎖のない場所も、足元は悪いですね。

でも、次第に慣れてきました。

 

9:25 ロープ場も下りました。

ここは岩盤の表面が比較的平滑なので、降雨後は滑りそうですね。

 

9:25 ここで少し右手に進み、「上級コース(20mの鎖場)」と合流します。

 

9:26 下から「上級コース(20mの鎖場)」を見上げます。

上の方の直壁は全然見えませんね。

下部は、岩盤の表面は平滑ですが、直壁ではないため、なんとかなりそうな印象を受けました。

急崖は、下から見上げるよりも、上から見下ろした方が危険に感じますし、実際、登るよりも下る方が難しいし危険ですね・・・

山と高原地図の冊子でも、こちらのルートは登りで使う方が危険が少ないと書かれています。

(この日も、下っている登山者はほとんどいませんでした。)

今回、「上級コース(20mの鎖場)」はパスしましたが、もしチャレンジするのであれば、まずは登りから、と思いました。

 

 

さて、少し肝を冷やしましたが、先へ進みましょう。

 

9:28 少し下ると、視界が開けました。

人の声が妙に近くに感じますが、どこから聞こえてくるのでしょうか?

 

(つづきます)