さあ、今回のトリップは少数精鋭、海も穏やかゆっくりのんびりコアダイビングが予想される中、空港到着からノア号乗船までに若干の雨模様。しかし、年が明けてからというもの乾季真っ只中の天気が続いているだけに、ガイド陣は皆涼しい顔をしております。
案の定、乗船時間には雨はやみ、波も全く無いと言う絶好のコンディションで、
爆竹の音と共に無事出航となりました。
コマちゃん以外のチームは直行便での到着の為、微妙なお疲れモード。皆様お早い就寝?と思いきや、一人気を吐く元気な有さん、森&金子の二人のガイド陣と12時まで、人生のチャレンジスピリッツについて語り明かすという初日から大盛り上がりの展開となりました。
さあ、日が変わって本日14日、そろそろ受験シーズン真っ盛り、日本は極寒と予想される中、シミランのど真ん中5番6番島の間も26度と極寒の様相を呈しております。さてさて、と言うわけで1本目は癒し系代表、モーニンググローリーに入って行きます。我らがチームリーダー森崇氏は、行った事ないところ大好きというガイド的特徴がある為、今回もモーニンググローリーのかなり南部分からエントリー。砂地のポイントかと思いきや、岩がごつごつそして、ようやく出てくるきれいな砂地。砂地の深場にはお馴染みスパゲティーガーデンイールの登場。
いつも以上に長く出ている様を撮影しようと、筆者チームは全員がカメラを砂地に置いての撮影会となりました。
その後、少しずつ深度を上げ、ピンクイソギンチャクとクマノミをゆっくり観察。いつ見てもキレイなピンクイソギンチャクですが、なぜこういう色になるのかは、未だ不明のままとなっております。
その後、ゆっくりと深度を上げ、コラーレバタフライフィッシュの群れやタイワンカマスにも遭遇し、1本目のダイビングは終了です。
ハードコーラルと巨石のバランスがこのポイントの特徴となっています。さて、水中に入ると透明度は相変わらず抜群で、ゆっくりと深場に向かいます。
我々チームは、フラッシャーを見つけ、しばらくヒレが開いたところを撮影する為に粘りに粘り、そっから動いてハナヒゲウツボの黒個体に呼ばれます。黒い固体は幼魚という概念もなんのその、幼魚にしては巨大すぎるこの個体、もしかしたら生態だけ固有種のアンダマンハナヒゲウツボの可能性もぬぐいきれない昨今です。
そっから少しずつ深度を上げると、タンクをつけてない水着のおねえさんに20mで遭遇。マーメイドのような動きをしながら、フリーダイビングをする様に男だらけの我々チーム大興奮。その後、何度か遭遇すると、最後は有さんに自分の写真を撮れ!と猛アピール。有さんもこれでどうどうと写真が取れると言うことで、お互いに満足の写真タイムでありました。その後、ちょっと浅場に登場したシマハギの居群、イナゴの大量発生によって作物があらされるという映像がちょいちょい昔からメディアでは流れておりますが、まさにあの状況が眼前で起こります。かといって、何もするわけには行かず、ただ眺めるだけ、流れに乗ってシマハギのウンコがやってきますが、それも回避できるわけはなく、ただただ、ひたすら眺めるだけのシマハギローリングスペシャルで御座いました。
3本目は、癒しを求めてイーストオブエデンを選択。ちょっと船酔い気味のしげさん3本目を休むかどうか悩んでいるところ、このポイントは別名シーシックリーフと呼ばれているという適当な嘘に大笑い、結局無事潜ることが決定します。水中に入ってみると、いつも通り抜群の透明度と魚影は健在。
インディアンフレームバスレット&キンギョハナダイそして、根の手前のガレ地では、ニライカサゴも発見され、最後はハードコーラルで食事をするタイマイにも遭遇。絶対期待を裏切らないさすがのイーストオブエデンで御座いました。
さて、3本目の後は、おやつタイム。コックさん得意のロティが登場、濃いコーヒーをお供に頂きます。
そこでは、昨日のチャレンジスピリッツトークに続き、森さんの実家がピアノ教室だったことが発覚。
意外なおぼっちゃまぶりに、プリンスオブ横浜の名もあながち嘘ではないなと納得した昼下がりでありました。
そして、全員参加の4本目、今度はエレファントヘッドロックに果敢に挑戦。4本目にこの深場を選択する辺りが、さすがプリンスオブ横浜やることが憎いです。そうはいってもさすがに4本目、減圧不要限界は案の定きつく、定番商品のフラッシャー&アケボノは敢え無く断念。岩場を縫うように泳ぎ、最後はムレハタタテダイ&ブルーダッシュフュージラーのお出迎え。コース取りに苦労しながらも、満足感一杯のダイビングでありました。
さあ、皆様お疲れムード満載の中、ナイトダイビングは最年長有さんとマンツーマンでのご出勤。8番島のビーコンリーフ浅場を攻め、キミオコゼ、ネッタイミノカサゴ、巨大ドクウツボなどを観察。ゴシキエビなどの巨大甲殻類は今回はお休み、透明度抜群のナイトダイブで御座いました。
ナイトダイブの後は皆様お待ちかねのお食事タイム。本日は、コマちゃんを除いた全員が素早く就寝、明日のダイビングに備えます。森&ゆうや&コマちゃんの3人は、つまみで出たポップコーンをぱりぱりほお張りながら、筆者得意の芸能界裏話で3時間、23:30で終了となりました。
ここには、2002年に沈没した船が残っており、シミランでは珍しいレックダイブとなりました。船自体は相当崩れており、中に入ることは出来ないものの、クルーズ船だけに見ごたえがあります。
そこに集うツバメウオもお見事!なぜこいつらは、手を振ると寄ってくるのでしょうか?
その後、左肩にリーフを見ながら、ゆっくり侵攻すると、中層付近には、恐ろしいほどのブラックピラミッドバタフライフィッシュの群れ。それに混ざるイエローバックフュージラーなど、他のポイントでは中々見れない群れの数々で御座いました。
1本目の後は、クルーズ恒例の8番島上陸タイム。今回は、タカヤマご夫妻のみが参加、森&ゆうやの助さん格さんコンビがお供します。生き物大好きしげさん、上陸と同時にリスが居たと大興奮!そして、見知らぬ蝶が居たとカメラを片手に動き回る奥様。
バランスロックに到着すると、相変わらずの眼力でキョロキョロと辺りを見回します。帰り道では、アンダマンオオトカゲを見事に発見!!またもや奥様写真を取り捲り、ビーチに戻ってくると、見知らぬトンボが居たと大はしゃぎ!昆虫学者と見間違えんばかりの大好きぶりに、癒された上陸となりました。
薄い流れが北方面から続き、アンダマンダムゼルとハタタテハゼを観察。
その後、ペアで泳ぐスカシテンジクダイや、巨大なグレートバラクーダなども登場、浅いところでも地形が面白いこのポイント、最後は岩場をゆっくり観察しながらの浮上で御座います。
3本目は、ちょい移動してボン島ウエストリッジにやって来ました。
若干波が高くはなってきたものの、ここまで航海は順調そのもの。となると、当たり前のようにマンタが出てきて欲しい昨今ではありますが、そう簡単には行かないのが面白いところです。やや船が少なめの展開の中、我々はリッジの手前、ウォールからエントリー。薄い流れに乗りながらリッジに向かい、コーナーをターンしようとしたところで、スズメダイの丘側からの恐ろしい流れに遭遇。外人チームが次々と断念していく中、我々チームはリッジに沿うように泳ぎ、流れを上手く回避します。森チームも同じように回避しながら泳ぎ、スズメダイの丘まで到着すると、今度は流れに乗ってマンタを散策。流れに乗りながら、上手くアケボノハゼを観察し、そのまま流れに乗って、リッジの先まで足を延ばしますが、残念ながらマンタの登場はなし。しかしながら、久しぶりの激しい流れにワクワク感を堪能した1本でした。
と言うわけで、4本目はタチャイ島ツインピークスへとご出勤。4本目のツインピークスと言えば、流れる大物バンバンということで有名でしたが最近はあまり流れがないポイントへと変貌しつつあり、のんびりダイビングも素晴らしいですが、若干寂しさも感じる昨今となっています。
今回は、船が少なく珍しくブイをゲット。母船からエントリーと言う珍しい展開となりました。流れがそれほど無いながら、フュージラーの魚影は恐ろしいほどで、マンボウの子供と言われるインディアントリガーフィッシュの群れや、マダラタルミの群れなどマニアックチームも登場。北の2の根まで足を伸ばすと、ブルーダッシュとイエローバックが渦を巻き、その渦にイエローダッシュも加わります。銀色魚の登場はありませんでしたが、魚影の濃さはまだまだ、東尾の牽制のようなベテランの味を感じさせるツインピークスでありました。
そして、本日のナイトダイビングは全員がお休み。食事の後は、なんと本日17回目の結婚記念日を迎えたタカヤマご夫妻のおめでとうケーキが大登場!!
定番のケーキ入刀と17回目の共同作業を行った後、鉄人自らケーキを取り分けます。結婚記念日の二人にあやかって、コマちゃんと筆者の独身コンビも縁がありますようにと、二人でケーキ入刀、さらには、結婚経験ありチームの森&有川コンビも同じく入刀、この一年で電光石火の結婚を果たした新婚のカズさんは、一人での入刀と全員が一太刀ずつケーキに入れ、今年の運を呼び込みます。
このケーキがまた、チョコレートとスポンジケーキの甘さが絶妙、濃いコーヒーと共に頂くのがこれまた定番のスタイル、恒例の馴れ初めなどを存分に聞き、そのままの盛り上がりでログ付けへとはいりました。
残念ながら、本日の大物登場はありませんでしたが、小物レア物に癒された一日、その後、皆が早々と就寝の中、昨日まで具合が悪く一番最初に床についていたタカヤマご夫妻が居残りトーク、筆者が今現在PCで作業している間、森崇チーフと依然盛り上がっております。その後、筆者もその話に参戦、現在の医療について熱く語ろうの会は23時にお開きとなりました。
さあ、ついに迎えたダイビング3日目!昨日の夜に結構な揺れを観測しただけに心配ではありましたが、起きてみると船が動いており、タチャイ島を出発出来た喜びを噛み締めるスタートとなりました。しかし、高波と風は依然として力を発揮している為、2本目以降のダイビングに不安を残します。
そのため、ガイド陣は1本目から、ゴーストシーホースそしてトマトアネモネフィッシュとマクロ全開フル稼働。透明度は15mと昔ながらのリチュリューを髣髴とさせる雰囲気で、岩ぎりぎりに魚が群れる特有の状況で御座います。
そして、2本目は意外なほど波が落ち着き、今度はゆっくりとエントリー。1本目とは打って変わって、中層の群れに突っ込みます。流れの当たる東側から入り、まずはイエローバンドフュージラーのお出迎え、存分に指示棒を振り回した後は、ピックハンドルバラクーダの大登場。透明度の悪いところ大好きのピックハンドルにはもってこいの状況なのかいつもより多くのメンバーが終結しております。
グルクマは相変わらず口をあけて泳ぎ回り、オニアジもいつも通りペアで仲良く回遊。外側をぐるっと一回り、中層の魅力を堪能した一本となりました。
さらに波が落ち着き、流れが無い予想の3本目、再び中層を狙って泳ぎます。北から東に掛けて流れが当たり、2本目の同じくまずはピックハンドルの登場。
すると、その先からあまり登場しないシェベロンバラクーダの30匹群れと共に、またまたグルクマもやってきます。
そっから深場には、クロホシフエダイが大挙として群れ、その上空にはジャイアントフュージラーも旋回、最後の安全停止では、胴回りの太さはやっぱり一番!ブラックフィンバラクーダで締めるというムレムレダイビングでありました。
4本目は、ベタベタの海面をタチャイ島へ移動。最後はのんびりとジェットスキーリーフで潜ります。前回のクルーズでマンタが登場しているだけに、のんびりとしてられないのもこれまた事実、癒しとワクワク感の詰まったダイビングを期待したいところです。潜行と同時に広がる青い海、そして、そこで早速ながら今ダイブで有さんなんと600本記念!!岩場に全員が集合し、記念撮影と行きますが、うねりが入って止まるのが至難の業。筆者もタモリの弟子を岩場で削りながらなんとか写真に収まり、有さんをお祝いします。
その後、チームに別れ、筆者&有さんの二人チームは、流れに逆らう森チームを追いかけられず、そのまま流れに乗って岩場へ。大小様々な奇岩を眺めながら、ツムブリの群れに巻かれ、最後は浅場でアンダマンキモイブダイ(固有種)を眺めながらの安全停止となりました。
さてさて、食事の後は、タチャイ島ステイ特有の羽蟻がまたまた電灯に集まります。
昆虫大好きしげさん、話を聞くと大学時代に昆虫を研究していたという筋金入りの昆虫マニアな事が発覚!1匹羽蟻を捕まえて見せると、しっかり観察した後、シロアリの雄と即答。
どうやら、シロアリはメスが先に飛び、後からオスが追いかけるという生態があるらしく若干心配した船のシロアリ生息は全く心配ないとの事。聞いてみると、蝶を採集して標本にしていたと言う経験もあるらしく、涼しい顔で『ダイビングの魚と同じですよ』と一言。
なるほどなるほど、そう考えると確かに魚の生態と同じような戦略を昆虫も持っております。となると老後は山に入って昆虫採集が面白いな・・・と密かに今後の人生設計に胸を膨らませるという小さなシロアリオス事件簿で御座いました。その後、有さんのどう人生を楽しく生きるか講座、そして、コマちゃんの人生繁殖戦略などなど、話題は尽きないものの皆様さすがにお疲れの様子、Tシャツ販売そして、ログ付けの後はコマちゃんの嫁さん.comの話で盛り上がり、23時に就寝となりました。

サービスたっぷりのタイマイ、そして、昼間のダイビングでは珍しいゴシキエビ3匹などが見参。
さらには、後半に入ると、タチャイ特有の奇岩が続々と登場し、海賊達が財宝を埋めるかのような入り組んだ地形にパウダーブルーサージョンフィッシュが群れをなして訪れます。
前半戦は、砂地のスロープ、後半戦は巨石群と前半後半で全く違うタイプのダイビングという盛りだくさんなこのポイント、これからのタチャイ島をさらに熱くしてくれそうです。
そして、最終ダイブはやっぱりお馴染みコボンウエストリッジにアタック。今回は大物に全くといっていいほど縁がない為、ここでなんとかスペイン毛布をゲットしたいものです。
本日飛行機出発で潜れないカズさんのお見送りでディンギーはスタート。パステルリッジから潜行し、流れに乗りながらリッジに向かいます。
本日飛行機出発で潜れないカズさんのお見送りでディンギーはスタート。パステルリッジから潜行し、流れに乗りながらリッジに向かいます。
透明度は、クルーズ記録を更新(73,5mマリクエ調査部調べ)、深場に甘んじるハードコーラルを見ながらゆっくりと進みます。途中、キンセンフエダイやゴマフエダイのプチ群れと遭遇、中層付近のタカサゴたちも抜けるような青さをバックに見事な泳ぎを見せます。
リッジ付近では、恒例のダイバーの群れを観測、全員がマンタを狙って自然と一致団結するも残念ながら最後まで姿は見せず、これだけの透明度で発見されないと言うことは、地球上から居なくなったと言っても過言ではない模様です。
という訳で、短かった4泊5日も最高の透明度と最高の天気を持って、幕を閉じることとなりました。少人数プレミアムトリップと銘打った今クルーズ。中々内容の濃さが際立ちました。
今回600本記念を迎えた有さんいつまでも元気に潜り続けてくださいね!!そして、今回300本にぎりぎり届かず!の昆虫博士しげさんまた記念ダイブ届かずの時にお待ちしています!!






























































































































































































































































