関東大震災から100年 | 整えて暮らそう♪

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お部屋と心を整えながらシンプルに暮らすことがライフワーク♡
関西と関東を行ったり来たりしながらプチ旅や季節の花を楽しむ日々です


大正12年(1923年) 9月1日の 

関東大震災から


ちょうど100年となる 

今年の9月は


各地で 大きな防災イベントも

行われていますね


関東大震災は 東京での被害が 

最も 大きかった様ですが


実は 本震の震源地は 神奈川県


相模湾北西の 相模湾トラフで

マグニチュードは 7.9


その後 5分以内に

東京湾北部や 山梨南部にも


相次いて 震度7以上の 揺れがきて

多くの地域に 被害が 広がりました


横浜市でも 震度6強〜7以上を 

記録していて


死者は 26000人以上と

市民の 17人に1人が 亡くなり


木造建築の密集した 中心地一帯も

焼け野原と なったそうです


………


あの日を 忘れないように…と


横浜市内でも 今月は 様々な所で

資料展が 開催されています



日本大通り駅の 3番出口から

直結で 入れる


◆ 横浜情報文化センター


昭和4年に 関東大震災後の

復興のために 建てられた


旧横浜商工奨励館


カフェも入る 4階までの レトロな

旧館部分は そのままに


平成12年に 増築された 上部には

近代的なビル部分が 加わりました


重厚感ある 素敵な階段も 残り


敷地内では 卵形下水管などの

遺構も 見られます



こちらの 2階と3階は

日本新聞博物館


インターネットは もちろん

テレビもラジオも なく


情報源が 新聞しかなかった

大正時代の日本では


震災後 沢山のデマも 飛び交って

大混乱を きたしました


こちらでも 関東大震災関連の

新聞記事などの 資料展 開催中

(入館 400円) 


旧館の 1階に 入っていた


20世紀から 続いていた 洋食屋さん

ランチャン アヴェニュー


3年前に 閉店したとのとこで

とっても 残念…



県庁前の 緑の銀杏並木を 

大さん橋の方へと 歩いていくと


横浜開港資料館


旧英国総領事館の本館は 


普段なら 入館できますが 

現在 改修工事で 休館中


関東大震災など 2度の火災にも 

負けずに 再び 根から芽を出して


元気に 生き続けている 

中庭の 玉楠(たまくす)の木には


いつも エネルギーを もらいます



資料館前の広場の 噴水が 
とても 涼しげ

今回は 新館で 開催中の

関東大震災に 関する 


特別企画展を 拝見

(入館 500円)


色々な場所で 次々 火災が発生し

なかなか 鎮火できなかったこと


情報網の発展した 現代とは違い


被災地の情報が 行き届いていない 

地方からの理解や支援が


なかなか 得られず

救援物資が 不足していたこと


当時の 写真や スケッチから

改めて 学び直すことができ


貴重な時間と なりました


………


帰りに 今年の7月に

敷地内に オープンした


ミュージアムショップ&カフェ

ポーターズ ロッジ


当時の 図面を元に その名の通り

門番所の建物が 復元されたもの



サイフォンで 丁寧に入れた

ホットコーヒーに


横浜のお菓子1品付で 500円と

とてもリーズナブルな お店


可愛い 香炉庵(こうろあん)の 

船もなかを チョイス


元町タカラダ の


横浜モチーフの 素敵な

洋食器が 使われていて


優雅な ティータイムを 

過ごせました




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