大山街道の二子・溝口宿 | 整えて暮らそう♪

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お部屋と心を整えながらシンプルに暮らすことをライフワークとしています
関西と関東を行ったり来たりしながらプチ旅や季節の花を楽しむ日々です

 
高津の さんぽみち
ハイキング 後半は
 
江戸時代に 栄えた
大山街道(おおやまかいどう)

 

二子・溝口宿の 

名残りを 訪ね歩きます

 

赤坂御門を 起点に

 

伊勢原市の 

大山阿夫利神社まで 続く

(おおやまあふりじんじゃ)

 

この街道は 矢倉沢往還

厚木街道とも 称された 裏往還

 

人や物資の 輸送路として 

大層 賑わったそうです

 

荏田 長津田 厚木など

 

今でも 駅名として 残る

沢山の 宿場が ありました

 

その 街道の 途中

東京と 神奈川の 県境に

 

大きく 横たわるのが

 

◆ 多摩川

山梨県 笠取山から 東京湾まで

全長138㎞の 大河です

 

 

一旦 河川敷の 遊歩道に 

下りてみると

 

当時は 渡し舟が 出ていた

 

◆ 二子の渡し

 

大正14年に

二子橋が 架かってからは

 

舟で 渡ることは 

なくなりました

 

 

神奈川県側には 

 

二子神社(ふたこじんじゃ)

 
二子村の 頃からの
この地域の 氏神様です
 
 

お隣には

 

岡本かのこ文学碑

 

二子の 大貫医院の娘だった

小説家 岡本かのこを 偲び

 

有志一同が 建てた『誇り』

 

土台部分を 丹下健三

 

上の モニュメントを 

息子の 岡本太郎

 

手がけたそうです

 

 

独特の 造形美は

遠くからでも 目立ちますね

 

川端康成 自筆の石碑も 必見

 
 

二子橋の 交差点から

 

最初に スタートした

溝の口駅に 向かって

 

今でも 車通りが 多く

商店も 建ち並ぶ 賑やかな

 

大山街道を 歩いてゆきます

 

 
高津図書館前の 溝口緑地には
国木田独歩 文学碑
 
彼が 溝口宿の 旅館
亀屋に 泊まったのが
 
『忘れ得ぬ人々』を 書く
きっかけと なったことから
 
文学碑が 建てられています
題字は 島崎藤村 の 書
 
二子村の 学舎が 置かれ
 
小学校教育の
礎に なったという
 
浄土真宗 大谷派の
光明寺なども 見所
 

商家の 跡地などは 

案内板だけで 営みはなく

 

かろうじて 建物が

残っているものも

 

保存状態が 気になる姿

 

全く 違う 近代的な 建物に

変わっている所も 多く

 

とても 残念ですが

 

所々に 当時の 面影を 

留めるものを 見つけつつ

 

楽しく 歩けました

 

大山街道に まつわる 歴史を

ゆっくり 学ぶなら

 

大山街道ふるさと館

(入場無料)

 

開館30周年を 迎えるという

館内には 色々な 資料や 展示品

 

 

大山詣りで 参詣の際に 

納める 習慣が あったという

 

自分の背丈より 長い

木製の太刀も 見られます

 

 

更に 街道を 進むと
 
散策の 最初に 通った

二ヶ領用水の 大石橋

 

溝口神社 宗隆寺の前も 

再び 通って 直進し

 

南武線の 踏切を 渡ると

 

庚申塔&大山道標

 

石仏の 足元には 三猿が

彫り込まれて います

 

 

 

この辺りに

陶芸家 濱田庄司の 生家

 

和菓子屋の『大和屋』も

あったそうです

 

この先も 街道は まだまだ

続いていきますが

 

今回は ここまで~

 

JR溝ノ口駅の 裏から

また マルイの方へ 出て

 

麻布茶寮で 

スイーツタイム

 

 

リンツの チョコを お土産に

 

 

駅前の イルミネーションも

そろそろ 点灯が 始まる時刻

 

 

夕刻になると 急に

冷えてきますので

 

冬の散策は 早めに

切り上げるのが 

 

宜しいようですね