整えて暮らそう♪

整えて暮らそう♪

お部屋と心を整えながらシンプルに暮らすことがライフワーク♡
関西と関東を行ったり来たりしながらプチ旅や季節の花を楽しむ日々です


紅葉シーズンも 終わり


観光客の数も 少しだけ 

落ち着いてきている


年末の京都市内です


………


京阪 清水五条駅から

五条坂を 上り…



五条通りから

清水新道(茶わん坂)を 上って


約1.4kmほどの ウォーキングで

到着したのは…


清水寺


1200年の歴史ある 観音霊場


古都京都の文化財として

世界文化遺産に 登録されている


17社寺と城郭の ひとつです


仁王門の手前 左手にある

馬駐(うまとどめ)さえ 重要文化財



善光寺堂の 首振地蔵さまは


願い事のある方に 

首を 回して 祈願します


大きな 仁王門を くぐると


右手には 西門(さいもん)と 三重塔

左手には 鐘楼が 建ちます


定期的に 色彩改修も されており

いつも 色鮮やかですね



階段を 上がると 

正面に 見えてくるのが


塔頭のひとつである

随求堂(ずいぐどう)


建物は 江戸時代中期に

再建されたもの


御本尊の大随求菩薩


2018年に 222年ぶりに

御開帳されたという 秘仏で


その後も 特別公開時以外は 

拝見できませんので


胎内めぐりをして

御利益を いただきます

(拝観料 100円)



左手の壁に 手摺のように 

張られた 大数珠を 辿りながら


地下の暗闇を 進んでいき


御本尊の真下に 置かれている

梵字の書かれた 随求石に 触れ


心願成就を 祈るというもの


2000年(平成12年)に

開設されとのことですが…


実は 私は 今回 初めて

体験させていただきました


………


随求堂の右手にある 

轟門(とどろきもん)から先は 


有料エリアと なります

(拝観料 500円)


回廊を 進んでいくと

出世大黒天も おられ…


清水の舞台からの眺望は

いつ見ても 爽快!



本堂内には 先日 決まった
今年の漢字も 展示中!


22日(月)まで こちらに 飾られ

その後は 漢字ミュージアムへと
移されるそうです

本堂 御本尊の 十一面観音菩薩

33年に一度の 御開帳

(次回は 2033年)


本堂裏手の地主神社周辺は

現在 改修工事中でしたので


阿弥陀堂を 経由して…



その裏手にある 百体地蔵や 
濡れ手観音も 拝見し…


本堂より 小さめの舞台がある
奥之院



こちらから眺める 本堂は

やはり 絵になりますね!



木々は すっかり 落葉して

冬の装いでした


音羽山の遊歩道を 進んで…


順路の途中から一旦

子安の塔への道を 上ると…



谷越しに 真正面から 本堂を 

見晴らす フォトスポット



再び 遊歩道を 谷まで下り

音羽稲荷や 石仏を 見ながら…



音羽の滝


3本の清水は 向かって左から 

学業成就  恋愛成就  健康長寿



この歳になると 願いは…
もはや 健康しかない(笑)


舞台の真下を 歩いてゆくと

少しだけ 名残りの紅葉が…



仁王門の前に ぐるりと
順路を 辿って 戻ってきて…

最後に もう一度 高台からの
市内の景色を 楽しみました


昼を過ぎると 年末の参道にも 
さすがに 人が 増えてきます

清水坂から 産寧坂を 下って…


ゆったり座れる お席のある

伊藤久右衛門のカフェへ


私は 清水抹茶パフェ

主人は ホット抹茶いちごラテ


抹茶大福と茶だんごも 

シェアして ひと休み



更に たくさんの お店などを

見ながら 下っていくと…


途中にある 大日堂には


京都伝統工芸大学校の

学生さん達や 


東日本大震災の被災者の方々が

鎮魂の思いを込めて 


陸前高田の流木松から 

一刀一刀 彫られたという


大日如来坐像が 祀られていて

心惹かれて 手を合わせました


更に 下ると…

二年坂との 分かれ道



今回は 産寧坂の方を 下ると

生命力を感じる 松の木



そして 法観寺の八坂の塔

ひと際 存在感を 放ちます


人力車なども 絵になる

夢見坂は 人気のフォトスポット


一気に バス通りまで 下って

帰りは 清水道のバス停から

市バスに 揺られて
京都駅まで 戻りました


2008年から 2021年まで

13年間かけて 順次 行われていた


平成の大修理が 完了したら

また 行こう…と 思っていた 

清水寺でしたが…

コロナ禍も あったり
あまりの観光客の多さに

何となく 躊躇しているうちに
工事完了から 何年も経過(笑)

ようやく 再訪することができ
ミッションクリアです!


先日の 二条城も そうでしたが

昔 行ったことのある場所でも


最近は 若い時とは また 違った

新たな 発見も あったりして…


まだまだ 奥深い 京都ですね





過去の関連記事

二条城の本丸御殿






関西に 帰ると 今年も…


JR長岡京駅西口広場

イルミネーションが


始まっていました!


バンビオ長岡京が 開業して

20周年を 迎える 2025年


今年のテーマは

ANNIVERSARY(アニバーサリー)



イルミネーションは 

21回目の開催と なり


今回は オブジェに 

組み込まれた 画面に 


映像なども 流れています


遊歩道の下も 華やかに
20周年を祝う 装飾


過去のイルミネーションで
度々 登場している 

竹灯籠なども 再利用


東口のオフィスビルも…


12月12日〜1月12日の毎夜 

17時〜23時まで
点灯されていますので

年末年始にも ゆっくりと
お出かけ下さい☆





過去の関連記事


ご縁に感謝のイルミネーション



12月中旬の週末は 友人と

旧大山街道の一部を辿り


青葉台から 荏田宿界隈まで 

ぶらり 歩いてみました


散策の前に…


ド・マーレ湘南 青葉台店

イタリアンランチ



サラダとデザートと

ドリンクバー付 ランチコース


牡蠣とほうれん草の

クリームソースペンネ


ワタリ蟹の

トマトクリームパスタ


2種類を シェアして頂き

エネルギーを チャージ(笑)


………


まずは つつじヶ丘の住宅地の

坂道を 高台まで 登ると…


かつての 大山街道では

再勝(さいかち)と 呼ばれた場所


地獄谷に下りる道は 暗くて

追い剥ぎなども 出たそうな…


現在は 谷間には 国道が通り

電車も 走っていて


当時の様子は 想像もできません



1964年 東京オリンピックの年に

架けられたという


再勝橋(さいかちはし)で 

ひとっ飛びに 谷を越え


その先で 街道は 右折し

もえぎのこかげ道を 下ります



貯水池を中心に 整備された

もえぎ野公園



池には 観察路も 設けられ


中の島も 浮かび

水鳥たちが 遊びます


その向かい側に あるのが

もえぎ野ふれあいの樹林


こんもりした 小山の頂上へ

落ち葉の遊歩道を 登れば…


市街地が 気持ち良く 見渡せる

穴場のビュースポット



綺麗に お手入れされていて

ベンチも 置かれ


ロケ地に なりそうな

静かな 竹林もあり 素敵!



竹林と言うと 皆さん
京都を イメージされますが…

実は 横浜北部地域にも 

開発前は 結構 多かったのです


その近くに 祀られているのは…


大国主命や 少彦名命を

御祭神とする 


醫藥(いやく)神社


戦国時代創建の真言宗の寺院

東光寺の境内に あった社を


明治期に 独立創祀されました



現在の本殿は 戦後 昭和42年に 
南向きに 再建されたもの



柿の木台の住宅地に 入ると

樹齢600年と伝わる 一里榎



荏田下宿より一里の場所

街道沿いに あったものですが


昭和47年 道路整備の際に

民地内に 移植されています



坂道を 下って 川間橋で 

谷本川(鶴見川)を 越えると…


川沿いに 見えている

爽やかな グリーンの建物は


青葉区総合庁舎



横浜市 青葉区は 1994年に 誕生
昨年 30周年を 迎えました


この橋の先で 大山街道


神奈川県宿から来る

日野往還と 交差しています


1882年(明治15年)に 建てられた

旅籠綿谷が 唯一の往時の面影



更に 市が尾方面へと 歩くと

千日堂とも呼ばれる 地蔵堂


伝統芸能 双盤念仏
横浜市の無形文化財です


以前 この近くの古墳群
訪れたことも ありましたが

そちらも 良かったので
お時間のある方は ぜひ寄り道を…



その先の分かれ道を 右へ


田園都市線の線路に沿って

長い坂を 下っていくと 江田駅


今は 宿場町の面影は 

ほとんど 残っていませんが…


荏田宿は 上宿 中宿 下宿と

広がっていたそうです


………


青葉台〜藤が丘〜市が尾〜江田と

田園都市線の3駅分を 


旧街道を辿り くねくねと

二里(約8km)程 歩きましたが


それでも 荏田宿から

長津田宿までの道程の半分ほど


今は ほとんど 普通の住宅地の

生活道路と なっていて


言われなければ 旧街道とは

わからないような道ですね


今回は 大山詣でとは

逆コースを 辿ったため


下り坂の方が 多かったような

気が しますが…


参詣コースだと この区間は

上り坂が 続く感じかも…


車なら 厚木街道(国道246号線)

あっと言う間です(笑)


………


最後は 大山街道からは

東へ 外れてしまいますが


江田駅から センター北駅まで

バス通りを 30分ほど歩き…


夏にも 訪れた 木カフェ

夕方のひと休み


友人は 米粉のおだんごぜんざい

私は 安納芋のかき氷



米粉のおだんごは
もっちり 食べごたえあり

焼き芋ペーストも 濃厚で

さつまいもの皮チップスも
パリパリで 楽しい食感

冬でも 美味しく いただける
かき氷でした♡

メニューのイラストも 可愛く

店内にも 絵や作品が いっぱい


家具職人さんの造る 

座り心地の良い 木製家具の席で


ゆっくりさせて頂きました


………


最後は 更に 15分程歩いて…

センター北駅に 到着!


モザイクモール港北

クリスマスツリー



駅前のイルミネーションは


今年は いつもより 少し

寂しい感じも しましたけど…


この日が 今年最後の

関東滞在の夜と なりました





過去の関連記事

大山街道の二子・溝口宿


市が尾古墳群と都筑の紅葉


木のぬくもりあるカフェ







年末が 近づいてきてますね


今年 流行ったものを

振り返ってみると…


そのひとつが…

四川料理の麻辣湯(マーラータン)


山椒と唐辛子を 使った

薬膳スープ春雨です


昨年より 次々と 各地で

チェーン展開している店


七宝(チーパオ)麻辣湯が  


11月に 綱島駅の近くにも 

オープンしましたので


立ち寄ってみました


薬膳スープと春雨(620円)を

基本として


スープの辛さや 加える調味料

春雨の種類なども 選べ


好きな具材を選んで 自分好みに

カスタマイズできるのが 人気


ショーケースの中から

野菜などの具材を選び

(1g 3.1円〜)


肉や海鮮などの

トッピングを選び(150円〜)


と 加算されていく システムで

会計までに ハラハラします(笑)


春雨なので ヘルシーですし

美容と健康には 良さそうたけど


香りは しっかり 薬膳で

胃にも なかなか 刺激的


お好きな人は きっと ハマる味


出来立てを イートインで

いただくのが ベストですが…


今回は テイクアウトして 


家で 温め直して 

ゆっくりと いただきました


6段階の辛さの中から


オススメの 1番(ピリ辛)に 

しましたけど…

それでも 結構な 辛さ!


辛いのが ダメな人は

0番(白湯)も あるので 大丈夫



この冬も 麻辣湯人気は 続くのか…


はたまた 別の 新たな料理の

ブームが 巻き起こるのか…


流行の行方は わかりませんが


温かい食べ物で 身体を温めて

寒い冬を 乗り切りたいです






12月の関東滞在 まずは…

電話で 再診予約をしてあった

大きな病院の皮膚科へ


介護施設から 父を連れて 

出かけてきました


長らく 快方に 向かわない

皮膚疾患の生体検査


やはり 念の為に

受けておくことにしたので


その検査日予約と

事前の血液検査のためです


お天気もよく 暖かい日で

体調も 良さそうだったので


時間に 余裕を見て 出発し

今回は タクシーではなく


父の好きな 電車を 乗り継いで 

ゆっくり 病院まで 行きました


好きなことをしている時は

脳への刺激も 強いのか


乗っている間中 目を輝かせ

キョロキョロ…


早く動けない高齢者を 連れて

公共交通を 利用する時は


周りへの配慮や 安全確認など


付添う方も かなり 体力と

神経を すり減らすので


大変なのですけれど…


父のためには

たまには 脳の活性化の機会も


必要だなぁと 思いました


来月の私の上京日程に 合わせて

無事に 予約が 取れましたので 


病院のレストランで 父と

ランチして 帰ってきました


父は 最近のお気に入り

ベジタブルカレー(ご飯少なめ)


私は 季節限定メニューの

きのこチャーハン



そして 翌日は…


紹介状を 書いてもらった

近くの皮膚科へも 通院


検査日が 決まった事を伝え


検査前後の治療についても

相談させていただいて 


今月のミッションは 一段落♡


先月は ミキサー食だったのも

口腔内の状態が 改善したので


再び 入れ歯をつけて 普通食

食べられるように なりました


………


父も 私も そして

父に 関わって下さる人達も


三方良しとなる形を 探しつつ


気になることは 少しずつ

できることから 整えて


スッキリした気持ちで

前に 進みたいですね


………


この日は 父を 病院から

介護施設に 送り届けた後で…


アリスのきっちんるうむ

1人で ゆっくり ランチタイム



懐かしいお味の トマトソースの

スパゲティグラタン


美味しい ブレンドコーヒーで

癒されました♡





過去の関連記事

老いてゆく哀しみ


病院のハシゴでクタクタの父


誕生月を迎える父






先日 何年ぶりかで 訪れた

夢一喜 高槻店


1685年(昭和61年)に 

泉州で 創業した


老舗のステーキレストランで

自社のハム工房 持つ お店


グランドピアノも 置かれた

静かで 素敵な 空間ですが…


12月の 店内には 加えて

大きな クリスマスツリーも!



お目当ては ランチタイムの

サービスステーキセット


まずは…

自家製ハムのオードブル



たっぷりの玉ねぎと

サラダも ついています


次に 出てくるのは…

スープと 何故か 梅干し



メインのステーキは

100g〜250gまで 量を 選べます

(セット料金 2970円〜4620円)


最初のハムだけでも 結構
お腹が いっぱいに なるので

ステーキは 100gでも 充分(笑)


アツアツの鉄板に 載っていて


自分の好みの加減で

お肉や野菜に 火を通しながら


あっさりした ポン酢タレで

白いご飯と一緒に いただきます


最後は 季節のフルーツと

コーヒー または アイスクリーム



アイスクリームに すると…

バニラか抹茶を 選べます


………


駅からは 少し 遠いので 最近

なかなか 行けずに おりましたが…


最初に この店を 教えてくれた

友人たちと


久しぶりに 食べたいね…

という話になって


車で 連れて行ってもらい…


今年 最後の月の 大満足の

ご褒美ランチに なりました♡


何事も 諸行無常で

入れ替わりも激しい 時代


古いお店が 変わらず 

営業を 続けていて下さると


どこか ホッとする

今日この頃です






旧竹林院律院の辺りから


日吉大社の参道でもある

日吉馬場を 下ってゆくと


穴太衆(あのうしゅう)積みの

石垣で 整地された 


坂本の門前町 独特の

景観が 続いています



小水路の流れも 清く

もみじや桜が 植えられ


四季折々 気持ちの良い 散歩道


日吉大社の 二の鳥居まで 下り
作り道を 南へ 少し入ると…

1716年 江戸時代の創業で 

300年以上の歴史ある 


手打蕎麦 鶴㐂(つるき)が 

建っています


延暦寺の僧侶 鶴屋喜八


おもてなしに 蕎麦を

振る舞ったことに 始まり


坂本そばの伝統を 

今に 引き継ぐ店です



蕎麦の味は もちろんのこと…


国の登録有形文化財である

明治期の建物も 見所


内装や 中庭も とても

落ち着く雰囲気です



久しぶりに 訪ねたら 店内は 
更に 綺麗に 改装されていて…

今回は 和室のテーブル席で

ゆっくりさせていただきました


………

日吉馬場を 更に下った 
左手には…

 生源寺
(参拝自由)

伝教大師 最澄が 誕生した際に
産湯の水を汲んだ 井戸が あり

特別な霊地と 崇められ
8月の伝教大師御誕生会など

様々な催事も 営まれています


その隣には…

坂本観光案内所


向かいには

京阪 坂本比叡山口駅



隣には 赤い柵囲いの中で

お茶の木が育つ 日吉茶園



最澄が 唐から持ち帰った

お茶の種を 


比叡山麓で 栽培したのが

日本茶の始まりとか…


………


更に 坂を下ると

ようやく 到着しました


◆ 公人屋敷(くにんやしき)
(入場100円 旧竹林院と共通券400円)


延暦寺の僧侶で ありながら

妻帯と名字帯刀を 認められ


門前町で 生活していた

公人(くにん)と呼ばれた人々は


治安維持や 年貢の収納など

寺務を 務めていたそうです


その屋敷の多くは 時代と共に

改築されてしまいましたが


江戸後期の姿を 今に留めていた

旧岡本邸が 大津市に 寄贈され


2005年(平成17年)から

一般公開されています


主屋は 吹抜けの土間の他 

大小の9部屋で 構成



寛永通宝 江戸だけでなく  


こちらの坂本でも 鋳造され

坂本銭と 呼ばれたそうです


日吉大社の山王祭の様子など

郷土資料も 多数 展示


素敵な 襖絵も 

描かれていました



主屋の裏に 出ると 

客人をもてなしていた 離れ跡


主屋とは 渡り廊下で

つながっていたそう…


その奥には 米蔵馬屋



馬屋は 家畜の馬を

飼育していた訳ではなく


坂本を 訪れた 上級武士から

預かった馬を 繋いでおく場所



この日は 冷え込み 厳しく


見学しながら… 
昔の屋敷の寒さを 体感(笑)

比叡山麓の冬は
もうすぐ そこまで 来ています

………

すっかり 足元から 冷えたので…

おごと温泉観光公園
無料足湯に 入って 帰ろうと

車で 移動してみたけれど…

年中無休のはずが…
足湯だけ まさかの 休業!

諦めて 帰路につき…


前日から 煮込んでいた おでんに

お土産に 買った  
赤こんにゃくを 入れて 食べ

ようやく 温まりました♡




過去の関連記事

里坊の散り紅葉


日吉大社と唐崎の松


湖西のバラ園


夏の比叡山




今年の紅葉も いよいよ

終盤を 迎えていますので


散り紅葉を 愛でに…


滋賀県大津市 坂本を 

訪ねてきました


比叡山の麓で 門前町として

栄えた この辺りには


延暦寺の僧侶が 隠居所とした

里坊が 数多く 点在します


日吉大社から 少し参道を

下ったところにある


元里坊のひとつが…


旧竹林院

(入園料 330円 専用Pあり)


1897年(明治30年)に

建てられた 


解放的な 主屋(しゅおく)

景観重要建造物です


1階には カフェも あり

お抹茶なども いただけます



2階に 上がると…


更に 高いところから

美しい庭園を 一望!



漆黒のテーブルが

置かれていて…


腕とカメラが 良ければ… 


新緑や紅葉など 季節ごとの

素敵な リフレクション撮影も♡



八王子山を 借景とした

3300㎡の 国指定名勝庭園は


江戸時代初期に 造られ

明治時代に 改修されたもの


すでに 落葉が進んだ 園路を 
のんびり 散策してみました


石塔や石燈籠を 眺め
築山の頂上まで 上れば…

苔の上に 降り積もる
美しい 散り紅葉の絨毯!


滝音を 聞きながら
四阿(あずまや)を 通り…

茅葺屋根の小間(天の川席)
広間(蓬莱)の ふたつの茶室

これらは 大正時代に 
建てられた 大津市指定文化財


そして 築山を 下ると…

大宮川の清流を 引き込んだ
小川の中にも 散り紅葉


主屋の前を 通って

ぐるりと 園路を ひと巡り

晩秋の風景を 堪能しました


松や桜や椿など…
様々な樹々が 植えられていて

四季折々の風景を 楽しめそう


2階の窓から 目の前に見えた
大きな枝垂れ桜の 咲く頃に…

また 訪れてみたい 庭園です


………

その近くにある 
もうひとつの 元里坊は…

律院
(参拝自由)

比叡山横川の総里坊

松禅院があった場所です


明治期以降 衰退していた所


1949年(昭和24年)に 

叡南祖賢(えなみそけん)が 再興


秀吉の側室 淀殿が 鶴松の

菩提を 弔うために 建てた


桃山時代の建物も 

本堂として 移築されていて


高貴な雰囲気も 漂います



現在は 天台宗の寺院で

護摩堂では 毎日定時に

大阿闍梨による 護摩供が


行われているそう…



こちらのお庭の 散り紅葉も

とても 美しかったです!



綺麗に 掃き清められ
気持ちの良い 境内でした

………

そこから 1kmほど 北には

西教寺
(拝観料 500円)

比叡山麓で 里坊としての
性質も 持ちつつ

天台宗真盛派の総本山として

栄えてきた寺院で


参道の 紅葉のトンネルが 
人気の名所と なっています

すでに 桜の落葉は 
進んでいましたが…

もみじの赤は
まだ 残っていました


桜ともみじが 入り混じる様に
植えられている形なので

春も秋も 楽しめる 参道

昨年の冬に ゆっくりと
境内は 拝観しているので…

今回は 坂本城から 移築した
立派な 総門前から 

晩秋の景色だけ ちらりと…
撮影させていただきました

………


旧竹林院公人(くにん)屋敷との

共通入場券を 購入していたので


そちらに 向かってみます

(つづく)





過去の関連記事

西教寺と湖西ぶらり旅


建部大社と岩間寺






二条城から 押小路通

渡った 南側に あるのが


神泉苑(しんせんえん)

(入苑無料)


ここは 古くから 清泉が  

湧いていた場所ですが


平安遷都の際に ちょうど 

大内裏近くに 位置していた為


宮中の附属庭園として 整備され

歴代天皇の宴遊にも 使われました


北門から 入ってみますと…



824年には 弘法大師が 

祈雨の法を 修得したという


法成就池(ほうじょうじゅいけ)には 

赤い 法成橋が かかります



井戸が 涸れた時には 堰を開け 


京の人々の 生活を助け

田畑も 潤していたそう…


橋のふもとには 鯉亀塚


橋の上から のんびりと 

鯉に エサやりをする人も…



橋を渡った先の 池の上には

弘法大師が 勧請した 


善女龍王社



863年に 疫病退散を 祈願し

六柱を 鎮めるために


この場所で 施行された 御霊会

祇園祭の発祥と 言われます


江戸時代には 徳川家康が  

二条城築城の際に


内堀や外堀に 神泉苑からの

水を引いて 整備したために


境域北部は 大きく 失われ

残された敷地が 現在の苑地


東寺の管轄と なっており


本堂(利生殿)には 御本尊の

聖観音  不動明王  弘法大師



神泉苑の池に続く道で 
あったことが

その名の由来と なっている

御池通に面した 南側には


大鳥居も 建っています



池のほとりに 並ぶのは


八劔大明神社 宝篋院塔

弁天堂 恵方社など…



法成就池が流れ込む小池は 

心鏡の池と言われ


水面に 顔を 映すと

心の状態を 映すとか…



神秘的な水を たたえる

素敵な庭苑なので


二条城と 併せて ぜひ

四季折々に 訪れたい場所です





過去の関連記事

二条城の秋を楽しむ










元離宮 二条城
外堀と内堀の間のエリアは

四季折々の風景を 愛でながら

入城料(800円)のみで 


のんびり 歩けるので

楽しい散策コースです



東大手門から 時計周りに

進んで ゆきますと…


入城前から 外堀沿いでも 

存在感を 放っていた 


東南隅櫓の 内側の姿



右手に 唐門を 見て

そのまま 真っ直ぐに 進むと
左手に 見えてくるのが…

大正大礼の際の 天皇の
入城口として造られた 南門



かつては 行幸御殿
建っていた辺りには

落ち着いた雰囲気の 桃山門と 
すでに 落葉の進んだ 桜の園


大イチョウの下には
南中仕切門 


この辺りまでが 400年前に

拡張する以前の 城の敷地



梅林越しに

天守台を 眺めながら…



更に 進むと…

美しい紅葉の奥に 西南隅櫓



ここで 右手に 曲がると…

米蔵として 使われていた
江戸時代の土蔵(南)

内堀のほとりに
静かに 建っています


鮮やかな 黄葉の 大イチョウは
京都地方気象台の標本木


本丸への入口 西橋の上からは
天守台の石垣も よく見えます


西橋は 渡らず 大イチョウの
ところから 直進すると…

左手に 西門が ありますが
立入禁止で 遠目に 見るのみ

近くには 早咲きの椿が
美しく 咲いていました


もうひとつの土蔵(北)を 通り
北西の角を 曲がっていくと…

内堀沿いの紅葉が 鮮やか!


北中仕切門を くぐると
加茂七石を配した 小さなお庭


奥に見える建物は 和楽庵
中の 茶房 前田さんで ひと休み

私は 抹茶ラテ(ホット)

主人は 京都の地ビール
花街麦酒(まったり)


こちらの茶房の 外席からも
楽しめるのが 清流園


南の桃山門と 対になって
本丸を 防御している 鳴子門


この辺りの紅葉も まさに 見頃!


北大手門前の 銀杏並木は

きれいに 整列するように 立ち
気持ちの良い眺めです


そして 北東の角には 緑の園

京都での ソメイヨシノの
開花宣言に 登場する 標本木は 

こちらの広場に あります


多目的広場となっていて 
娘が 幼い頃には
 
キッズダンスのイベントで
訪れたこともある 懐かしい場所

最後に 二の丸土蔵を 見て…


展示収蔵館や 大休憩所
番所を 通り…


ぐるりと 東大手門へと
戻ってきました

前のブログで 書いた

二の丸庭園 本丸庭園 天守台
入城料のみで 歩ける場所

併せて 巡れば 更に
散策コースが 広がります

………


今年は 京都の紅葉は 
遅めでしたが しっとり 美しく…

長い期間 楽しませてくれて
いるような 気がしますね

城内の夜は ネイキッドの
ナイトイベントも 行われていて

1日中 1年中 魅力いっぱいで
休むことなき 世界遺産です




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二条城の本丸御殿