日本の大学生はもうすぐ休みに入ったり、就活生はそろそろの時期ですね。
ワシントン大学はもうすぐ中間試験が始まる頃・・・憂鬱です笑
 
さて今回お話していきたいのはアメリカでの就活事情
アメリカでの就職も考えた筆者が見て感じた違いを説明していきます。
 
ずばりなにが違うのか、以下が私が思うポイントです。
①就職活動時期
②履歴書(レジュメ)の重要性
③ケース・コード面接
④インターンの重要性
 
では一つ一つ説明していきます。
まず①、アメリカでは普通夏に就職活動を始め、冬までに内定をもらえるよう目指す
夏の終わりごろ、もしくはインターン終わりから就活を始める人が多い。
早い人で夏に内定をもらう人もいれば、遅い人で次の春や夏にもらう人も多い。
こういう事情があることから、アメリカに留学しつつも日本で就職したい人は苦労することが多い。(こういう人のためにボスキャリというものがあり、詳しくは次回お話します)
 
履歴書(レジュメ)が運命を左右する。
日本だと、履歴書のフォーマットはある程度決まっており、時間をかけて書くところは志望動機と自己PRぐらいだ。
資格は大して見られず、賞なども重要視されず、大学での成績も聞かれない。
 
しかしアメリカでは違う
まずGPAという数字で計る成績制度があり、それをまず見られる。
これが低いとすぐに切られる。
次に大学での活発な活動を見られ、大してしてない人は悪い印象を持たれる。
サークルなど、自分達で作るような活動ではなく、本格的なものを求められる。
次に大学で専攻が実際その会社で活用できるかを見られる。
そして最後に賞や資格、そして性格など見られる。
 
ケース・コード面接が多用される。
アメリカではコンサルとエンジニア職でケース・コード面接が使われていないものは絶対にない、といっても過言ではない。
日本とは違い、即戦力を求めているため、研修で徹底的に教えるのではなく、入社当初からすでにスキルが身についているのを求められる。
それを測るために使われるのがケース・コード面接だ。
なので、準備せずに挑むとボコボコにされるという痛い目に合う。
 
インターンをしていたかどうかで印象が大きく変わる。
日本でも最近インターンをよく見かけるようになりました。
しかしほとんどが1日~1週間の短期インターン。
アメリカで求められるのは2ヶ月~3ヶ月の長期インターンだ。
なぜ求められるのか。
それは③でも言った即戦力になるかを測るためだ。
 
インターンをしているということは、ほぼ社会人経験があるということだ。
新卒採用で受けている会社が同じ業界、同じような業務の場合、それは即戦力になるということだ。
また、インターンをしていなかった場合、アメリカの大学は3ヶ月~4ヶ月ほどの夏休みがあるため、じゃあ何をしていたのか、ということになる。
 
 
いかがでしたか。
アメリカで就職を考えている方にお役に立てたらと思います。
 
次回は海外大生が日本で就職したい時に絶対に行くべき、ボストンキャリアフォーラムについて語っていきたいと思います。
お楽しみに!