ボストンキャリアフォーラム、通称ボスキャリ
海外大生で、日本で就職したい方は皆聞いたことある単語だと思います。
 
これは一年に一度、11月にボストンで行われる大規模なバイリンガルのためのキャリアフォーラムです。
ここには世界中から学生が集まり、日本で就職するために頑張ります。
毎年学生が8000人ほど、企業が200社ほど集まるため、会場は人で溢れて、筆者からすれば気持ち悪いぐらい人がいます。
 
さて、このボスキャリの特徴はどのようなものがあるのか。
①海外大生の就職活動時期に合わせて開催される。
②200社以上集まるため、効率よく色々な企業を受けることが出来る。
③有名大手企業がたくさん集まる。
④早いところで一日で内定を出すところがある。
⑤三日間開催され、効率よくスケジュールを組めば一日10社受けられる。
⑥企業が食事に連れて行ってくれる。
⑦世界中から生徒がくるため、友達との同窓会にもなる。
 
まず①、海外大生は国内大生と違い、就活時期がずれていて、秋となっています
ボスキャリはこれに合わせて開催されるため、日本に帰って就職活動する必要がなくなり、時間とお金の無駄がなくなります。
 
次に②と③、200社以上集まり、そのうち大半が有名大手企業
一度に多くの企業を受けることができ、大手で勤めたいと思う方からすれば天国のようなイベントです。
お金と時間を一気にセーブすることができます。
 
次に④、企業によっては一日で内定を出すところがある
ボスキャリは短期決戦で、稀に企業がウォークインの人に対して一日で一次から最終面接までするところがある。
これは珍しく、中小企業でよく見られることが多い。
大手となると、開催前から書類審査、ウェブテスト、電話かスカイプで一次面接などを行うところがほとんどだ。
だが、一日で内定をもらえる可能性があるという事実があるだけでも、内定がとにかく欲しい人にとっては嬉しいのではないか。
 
次に⑤、スケジュールをうまく組めば一日で十社受けられる
三日間という期間の中で、出来るだけ一杯受けたいという人はタイトなスケジュールを組む人がいる。
面接の間隔を5分に設定し、一つ終わったら次の面接に走って向かう人達を会場で見かけるのはそのためだ。
自分からすればそれはあまりよくないと思うが、内定コレクターや後がない人がよく使う戦術だ。
 
そして⑥、企業によってはボスキャリ開催中にディナーやブレックファストに連れていってくれる
面接だけでなくカジュアルな場で学生と接してみたい、この学生ともっと話してみたい、内定を出した学生と仲良くなりたい、など色々な理由で企業は食事に誘ってくれる場合がある。
太っ腹な企業の場合(主に外銀)、一人3万円ほどの食事に連れて行ってくれるが、ケチな場合、安いケータリングやつまみ程度しか出してくれない。
筆者の経験上、企業から食事に誘われたら、それは内定と同じ意味だ
もちろん、食事中に失礼な言動をしたら落とされるが笑
 
最後に⑦、留学している友達が多い人にとってボスキャリ=同窓会
筆者のように、海外大に通っている友達が多い人はよく会場で知り合いを見つける。
高校卒業以来の同級生と会うことができ、ほぼ同窓会と化している。
ボスキャリ終了後に皆で飲みに行くのは恒例行事と言ってもいい。
 
 
いかがでしたか。
ボスキャリのことを聞いたことがない人からしても面白い内容だったのではないでしょうか。
ちなみにですが、スタートアップで勤務されたい方にはボスキャリはオススメしません
なにせスタートアップは参加しないので。
 
新卒採用、転職採用両方おこなっているので、ぜひ興味ある方はご自身で調べてみてください。
また、留学したいけど就活時期がずれる心配をされている方、ボスキャリがあるということを忘れないでください。