基本的にコロナは人から人に感染するだけ。

人に会うから感染する。


だったら、感染していない家族や友人とだけで、別荘に引きこもり、世間と断絶した生活を送ることができれば良い。

でも、そんなことが出来る人は少ない。


「疫病と引きこもり」で思い出すのは「デカメロン」。


デカメロンは14世紀のペスト禍の中、ボッカチオによって書かれた小説。

夏目漱石が小説に登場させる「高等遊民」に区分されるような「そこそこ身分が高いインテリ(3人の男性と7人の女性)」が毎日10の話を10日間に渡って合計100の物語を語る。


その昔、子どもの頃、友人に勧められ、野沢那智と白石冬美の深夜放送「パックインミュージック」をよく聞いていた。


放送の中でデカメロンの朗読劇があったことを記憶している。(他にドンキホーテや金瓶梅も)


朗読劇の具体的な内容は殆ど覚えていないが、パックインミュージックの番組終了時に「シバの女王」の美しいメロディが流れると、そこはかとない寂寥感にとらわれたことは記憶している。


我が家に池田満寿夫の挿絵の入ったデカメロンの豪華本?がある。(随分古い)


第一日目の第一話、チャッペッレット氏に関する話の前段で、ペスト禍の悲惨な状況描写が続く。


用心しても一定の割合でペスト感染が避けられない状況下、刹那的に享楽に耽ることで、死期を早める若者たち。


感染して次々に死んでいく老若男女。


感染が恐ろしいので遺体を墓地まで運搬出来ない。

遺体は自宅に放置されたまま。


貧者は生活費を稼ぐために僅かな給金を目当てに遺体の搬出・運搬・埋葬作業を担う。


当然、貧者は高い確率で死ぬ。

富裕層は安全を求めて郊外に退避。


冒頭から嫌な話でなかなか読み進めない・・


とはいえ、「デカメロン」は疫病により際立っている貧富の差や命の軽重を懸念する社会派の小説という訳ではない。


宗教、善悪、法令、慣習、憎悪、恋愛、愛欲、好色、背徳、運命、道徳、悲劇、怪異、教訓、滑稽、寛容、幸福などの色々をオムニバス形式でごった煮にしたもの。

ルネサンス期の人々の思いなどを深い洞察力で表現。

ちょっと重すぎる。



●引きこもり対策推進

昨年末から週末を中心にコツコツと引きこもり対策を推進している。


①ネットワーク環境改善(少しだけ)


②新型6コアのシングルボードコンピュータを購入し、イーサネットに繋ぎテレビの裏に転がせてYouTube専用機に。(WiFiとブルートゥースは殺している)


③手持ちのディスクトップPCを強化

グラフィックカードをそこそこ強力なものに交換してEスポーツ対応(ゲームはやらないけれど)


④3Dプリンタ購入と操作方法の習熟

 分解能は低いが臭気の問題の無いFDM形式の3Dプリンタを購入。

ビルドプレートへの樹脂の張り付き具合の調整にそれなりのノウハウが必要。

さらに樹脂の詰まり解消や部品交換などのメンテナンスの手間は欠かせない。


④3DCADソフトの勉強

3DCADソフトは色々あるけれど、趣味限定なら無料で使えるFusion360が便利かな。

スライサーソフトも色々あるが、購入した3Dプリンタに推奨されているものが無難。

スライサーソフトの設定の巧拙で成果物の出来・不出来がほぼ決まる。(そもそも出力しやすいようにCADで設計すべきだが)


  ・主な出力物

          Linuxサーバ(クライアント)用ケース

          各種模型部品

          模型部品製造用電動工具



⑤オールバンドラジオ購入

日本メーカーは既に絶滅しているので、TECSUNのPL-330を購入。


DSPを使用した小型高機能ラジオ。

この機種はコストパフォーマンスに大変優れている。


性能や機能は中級機に匹敵しており、SSB受信や同期検波に対応するとともに多彩なスキャン機能を有する。


昔からのBCLマニアのごく一部から、振幅変調の帯域幅のフィルターの切れや同期検波が今ひとつだとか指摘がある。


送料込みでたった70ドルのラジオでこれだけの機能があるのだから私は全く文句は無い。(中文(簡体字)のマニュアルしか入ってなかったので、英語のマニュアルをオーストラリアのTECSUNのサイトからダウンロード)


なお、日本のアマゾンに出品している業者は13,800円の値付けなので随分割高。


⑥アンテナ製作(HF、VHF、UHF)

HFとVHFはラジオ用、UHFはテレビ用。


⑦オーディオ機器のブルートゥース再構築

ブルートゥース対応に向けて細々とパーツ追加。

現有の携帯電話が防水かつ耐ショック構造で有線ジャックが無い所為でもある。