10年近く運用してきた旧ファイルサーバは「玄箱ファミリ」が中心だった。

部屋が埃っぽい所為なのかもしれないが、機材が埃だらけになったり、ファンの軸受けにガタがきてうるさくなったりして比較的短い期間でFANが壊れたことを教訓として学んだ。


今度は低消費電力で低騒音かつ安価な機材で新たなサーバを構築したい。
 
制御に使うハードウェアはRaspberry pi ではなく、圧倒的に安いOrange piにする。

冷却はFAN無しでヒートシンクのみで済ませる。


「新WEBサーバ」はmicroSDで運用しよう。ということは、無音で低消費電力にできるがmicroSDメモリの耐久性は我慢する。

新ファイルサーバは容量が必要なので、やはりハードディスクを繋がなければならないけれど、信頼性を重視して3.5インチにしよう。
 

以上の大ざっぱな考えで、AliExpressに出店しているXunlong Software社の製品(OrangePi)を3種類発注。

①「Orange pi-PC plus」WEBサーバ用
②「Orange pi-PC」 遊び用
③「Orange pi-Zero(+ZeroのNAS拡張ボード)」 ファイルサーバ用

なんで3種類買うかといえば、いろいろあった方が遊べるから。

こうしたシングルボードコンピュータの殆どは、本来はハードウェア工作用。

私個人としては、これまでArduinoで事足りる程度の工作しか必要なかった。

最近のシングルボードコンピュータは数年前のPCの性能を越えていて、Linux機として結構使えることが話題になっている。




●「Orange pi-PC plus」の特徴

「Orange pi-PC」に8GBのEMMCフラッシュメモリとWiFiチップを追加したもの。

普通はmicroSDスロットにLinuxなどのOSのイメージを入れて起動して運用する。

しかし「Orange Pi-PC plus」は、基盤上に8GBのEMMCフラッシュメモリが実装されているので、スロットのMicroSDは、まるまるデータ領域として使える。メモリの耐久性に目を瞑れば私の小規模なWEBサーバに最適。



●「Orange pi-PC」の特徴

Raspberry Pi互換機として低価格で世間を驚かせたXunlong Software社の最初の製品。いわば標準機。

今となっては「Orange pi-PC plus」から、8GBのEMMCフラッシュメモリとWiFiチップを割愛したものともいえる。



●「Orange pi-Zero」の特徴

なんといっても非常に小さい。

主記憶が512MBしかないので、GUIを利用するには苦しい面もあるかも。

名前からはRaspberry Pi Zeroの競合品であることを連想させるけれど、こちらは本家と異なり基盤上にRJ45のコネクタを装備しておりCPUもRaspberry Pi Zeroよりも圧倒的に高性能。 
サーバ用にもってこい。







Orange pi-PC plusとOrange pi-Zeroには基盤上にWiFiチップが実装されていて無線Lanが使えるけれど残念ながら日本の技適が無い。

Wifiを使うなら日本の技適がとれていて動作確認されているドングルをつければ良い。(700円くらいのものからあるそうな)




さて、注文したら、わずか8日後の朝に注文の品が到着。海外(中国)からにしては速い!!

速いことは良いことだけれど、工作室の作業台が他の用事でふさがっている。
で、慌てて片づけた。

週末にOrenge piのサイトにあるOSのイメージで3種ともに起動できることは確認した。(安心)




🔴課題と今後の対応
  資料集め
  考え方を充分整理
  たぶん設定地獄に陥る(๑´ڡ`๑)

とにかく時間を作らないと・・・・大丈夫かな??



<通販業者>
https://www.aliexpress.com/(注)

<OrangePiのサポートサイト>
http://www.orangepi.org/

<armbianのサイト>
https://www.armbian.com/

<arm系のCPUを使った主なシングルボードコンピュータの諸元など>
https://docs.google.com/spreadsheets/d/1R9DepUzQzU_WZsYlkL0EBZU73e9mRedmqe3AmYmE5pQ/edit

<参考にさせてもらっているサイト(感謝)>
http://blog.osakana.net/archives/category/cpu/allwinner-cpu

http://nopnop2002.webcrow.jp/


(注)AliExpressは中国のアリババグループの通販会社。

AliExpressに出店している業者には、ちゃんとしたところだけでなく、数量をごまかして料金を全額請求する業者もいる。

「Orange pi」は、製造メーカーであるXunlong Software社がAliExpress内の店子として販売しているので問題はない。

また、私の場合、輸送中の損傷も初期不良も全くなかった。

なお、昨年夏にArduino互換製品や各種センサーを発注した業者はAliExpress内で3年間営業しているとのことだったけれど、注文品を半分くらいしか送ってこないで代金全額を請求。
 
AliExpressに英文でクレームを入れて届かない部品の金額分を返金させたものの、この間のやり取りに2ヶ月ほどかかった。

英語でのやりとりなど手間と時間がかかったがAliExpressの返金する仕組みがちゃんと機能したことを評価すべきなんだろう。

クレームを入れなければならない状況に陥ることが不快なのでAliExpress内の業者選びは慎重にしよう。

また、支払いに使うカードはしっかりチェックしよう。