映画「柘榴坂の仇討」を見た。

まさに浅田次郎の世界。武士の矜持を描いている。

物語として成立させるため、映画の内容は事実と異なる。

桜田門外の変の後の彦根藩の実際の対応が特に大きく異なっており、事実はもっと過酷で汚いもの。

今も昔も姑息でズルイ人たちが生き残っていくが、浅田次郎は昔の日本人(といっても武士階級の美学)を描きたかったんだろうな。

今の日本人、特に為政者や経済界の人たちに欠けている美学をね。



そうは言っても庶民である我が家系も潔くない生き方をしてきたことに気がついた。

大正時代に元華族の家系と我が家系が姻族の間柄になったとことは知っており、その元華族が彦根藩に関係があると私は思い込んでいた。

で、父から詳しいことは聞いていなかったので、映画の印象がさめないうちに昔のことをググっていろいろ調べてみた。


そしたらネット上で記録がいろいろ見つかった。

プライバシーは無視されている・・というか公職に関してはプライバシーは関係ないのかもしれないが。


元華族側の家系は彦根藩の関係者だと勝手に思い込んでいたが、事実は全く異なり、逆に尊王攘夷派の志士。

戊辰戦争にも従軍し、その後、明治政府で長年にわたり要職を歴任し華族に成り上がり。

幕府方だった我が家系の娘が、維新政府側の一族と婚姻関係を結ぶことに。

嬉々として玉の輿に乗ったのかもしれない。
潔くない感じがしてちょっとガッカリ。

思い起こせば、だからこそ詳しい話を聞けなかったのかもしれない。