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ソフトバンクが感情を持ち、自律的に成長するロボットpepperを発表しました。
http://gigazine.net/news/20140605-softbank-conference/


人型で感情を理解し、自我を持つという、まさに鉄腕アトムの世界が現実化しつつあります。
更に、クラウドにより全てのpepperが経験したことを暗黙知として共有し、成長するという特徴を備えています。
主にアニメと研究室だけの世界だと思っていたものが、ついに一般商用化されかつ20万円を切る価格で提供されるというのですから驚きです。


このテクノロジーの発展に驚嘆しつつ、その先にある未来を少し考察してみたいと思います。


■テクノロジーは人々の生活を一変させる

グーテンベルグの活版印刷が聖書を普及させ、一般の人々に宗教を広めたことは、情報革命と言える出来事でした。
蒸気機関の発明により人々は動力を得て、工業化の歴史を刻みました。
電気の発明により人々は光と電化製品による便利な生活を手に入れました。


■特に人類に影響を及ぼしそうなテクノロジーは何か。

近年、iPS細胞の作成に中山教授が成功するなど、生命科学分野での発展が著しいと感じます。その生命科学のなかでも、私が発展したら大きな影響があると感じるのが脳科学の分野です。特に脳神経に関係する領域の解明が進むと、人類に大きな影響があると思うのです。


ここからは、個人的な想像でしかありませんが、例えば記憶をする時に脳のどの部分にどのような電気の刺激があり、その結果として神経細胞がどのように繋がり変化するのか。そのメカニズムが解明され、自在に操作できるようになるかもしれません。


すると、今は苦労して覚えている記憶が、ある電気信号のセットを脳にダウンロードするだけで済む可能性があります。


記憶だけに留まらず、感情をも電気信号のセット化されるかもしれません。
すると、記憶や感情をアップロードして他の人に伝えたり、ダウンロードして他の人から受け取ったりということが起きるでしょう。


■変化の末に

冒頭で話題に触れた、人型ロボットのpepper。
感情や自我を持ち、自律的に学習するという特徴が脳科学の力で発展すると、人々が持つ記憶や感情、考えや意思などを電気信号化し、人型ロボットにダウンロードして取り入れることができるかもしれませんね。


するとロボットが人間と区別がつかないほど、人間らしい振る舞いをする存在になっていくのかもしれません。


この発展の方向がアニメで見たアトムに繋がると思うと少しわくわくしますね。


同時にロボットの人権、個人のアイデンティティ、人の記憶や考えなどのプライバシーやセキュリティなど、テクノロジーの進化は、今はまだない問題を生み出す可能性もあるのではないでしょうか。


新たな技術は、新しい利便性と新たな課題を生み出す。その課題をまた乗り越えて発展していく。人類の歴史はその挑戦の繰り返しなのかもしれません。



今日は、人型ロボットの発売に触発され、起きるかもしれない少し先の世界を想像してみました。