一つだけ、どんな願いも叶うとしたら何と言うだろう。

「願いを100にしてくれ」

と言いたい。
しかしそれでは安直だし、試験なら落第だ。
金か、権力か、名誉か。
こんな話がある。


昔、老夫婦がいた。
老夫婦は貧しく、子もなかったが、まじめで誰にでも親切だった。
ある日、二人の前に神が現れて言った。

「あなた達は、もっとも純粋だ。だから、一つだけ願いを叶えてあげよう。」

老夫婦は言った。

「それでは、私たちの息子が、金の皿でお腹一杯ごはんを食べているところを見せてください。」

そしてそれは叶えられた。


中東かどこかの寓話だ。本当はもう少し長い。
この話からはいろいろな事を考えさせられる。
僕の好きな話だ。