先日の「ブログネタ」の評価が来た。
まぁまぁだと。
ところで、こないだクリームを買った。
乾燥した肌に塗るアレだ。
沖縄と違って東京はすごく乾燥する。
砂漠化が進んでいるのを肌で感じる。

僕の場合、アトピーを持っているので、痒くなると手がつけられない。
かゆみと乾燥と神経は、親子のような関係だ。
乾燥によって、皮膚の表面の水分が無くなり、極々小さなヒビが肌に入る。
そのヒビの奥には、かゆみを誘発する神経があって、小さなヒビから顔を出す。
神経が顔をだして外気に触れると、かゆみが生まれる。
かゆみは、乾燥と神経の子供というわけだ。
かゆくなると、かく。
かくと肌の表面が削れ、さらに神経が表に出る。
表に出るどころか、爪によって刺激されるので、さらにかゆみが生まれる。
負のスパイラルだ。
だから、痒くなる前に肌を潤わせておく必要があるのだ。

僕が買ったクリームは「さっぱりタイプ」。
全身がむず痒いので、気持ちをさっぱりさせたかった。
早速全身に塗りたくる日々が続いたが、なぜか塗って数分後には、肌が乾燥してしまう。
腕とか内太ももとか背中とか脇腹とか首とか、もうあらゆるところが乾燥していく。
それでは困るので何度も塗っていると、それを見た嫁に

「これ、さっぱりタイプじゃない?!」

といわれた。
さらに

「しっとりタイプを買え」

とも言われた。
僕は唖然とした。
クリエイティブな仕事をしていると、まれにお客さんから

「ここはもっとドカーンっ!ッて感じで。いや、そうじゃなくてドッカーーーン!!って感じ!!」

という要望がある。
または、

「フワッて、こうフワッとした感じね。そうそうそう、フワフワッってね。ナニ、コレ!全然違うじゃない!!」

という事がある。
「フワッ」とか「ドカーン」は、人によって感覚が違う。
僕のフワっは、客にとってのホワッだったりモワッだったりして、すれ違う事がある。
その度に僕は、
「これは危険だなー」
と思っていた。
視覚的な問題なら、大事故に至らないと思おうが、今回のケースはいかがなものか。
僕に言わせれば
「しっとり」も「さっぱり」も人によって違うのだ。

僕の肌は、「カサカサ」だ。
ちなみにカサカサは誰にも通じそうだが、人によっては

「ゴキブリか?!」

という人もいるだろう。
言葉とはデリケートなのだ。

カサカサの肌からイライラが生まれている。
イライラを解消させて、サッパリしたい。
それが、今回の僕の願いだ。
サッパリさせる為には、患部をシットリさせる必要があるかもしれない。
僕の気持ちとしては、ジットリ、いやベッチョリぐらいは行っておきたかった。
女性の口紅のコマーシャルで出るようなプルップルッな感じでも良かった。
シットリよりは、もっと潤ったみずみずしいイメージでもって、サッパリしたかった。

しかしこの製品は、患部をサッパリさせるのが目的であって、気分をサッパリさせる訳ではないという。
確かにジャケットには、「うるおった肌に」とある。
はっ!
これはまさか、

「乾燥した肌をうるおった肌にする」

のではなくて、

「うるおった肌にこのクリームを塗る事で、サッパリしますよ」

という事なのか。
いやいや、良く見ると、
「うるおいが不足しがちな肌をなめらかに整える」
だの
「カサつきをおさえ、やわらかでスベスベな肌を保ちます」
だのと書かれていて、今回の僕の主旨とそれほど相違は無い。
相違は無いが、世間的には「サッパリ」と「シットリ」の間には雲泥の差があり、
僕の場合は、どうもシットリだったらしい。
シットリでサッパリという事だったらしい。

そういう視点でサッパリを分析するならば、僕の中のみずみずしい度数はこうなる。

サッパリ 1
シットリ 2
ジットリ 3
ベッチョリ 4
ネッチョリ 5
グッチョリ 6

そして、ベッチョリとネッチョリなクリームを望みたくなる。
ワックスなどの整髪量もそうだが、良く分からん指数で人を悩ませないでもらいたい。
ネッチョリクリームの販売をメーカに求ム!