手には、5人家族がいる。
お父さん、お母さん、お兄さん、お姉さん、そして赤ちゃん。
最後の赤ちゃんは、男の子なのか女の子なのか。
僕のイメージでは、女の子だ。
僕の手なのだから、女の子なのだろう。
そうすると、この家族に僕は含まれていない。
違う一家、なのだ。
違う一家なのだが、血のつながりがある。
そんな家族が僕の体には、4世帯いる。
得体の知れない謎の家族。
今、犬神家の一族をみながら、恐ろしく感じた。