恒例の? 月イチペースで紹介している、週刊エコノミスト見開き・小林よしのり氏のコラム
これを書いたのが2月に入ってすぐの頃、丸写ししてるためバックナンバーになってから
紹介しようとしてるので、蔵出しがどうしても遅くなってしまう。
寄稿文を出版社に出した記事は衆議院解散はおろか、選挙なんて夢にも思わなかったろう。
情報がすぐに賞味期限切れになってしまう、実に旬が短いね。
なので、それを踏まえて読んでいただけると。
最後に渡しの雑感を添えておきます。というのも小林よしのり氏は昔の(脳出血以前)
小林よしのり氏とは変節したように思われる。
脳出血ビフォーアフター、もちろんビフォー時代がよかったですし、現在の論調は「?」が多くて。
では参ります。
>年が明けた途端に世界は一変し、時代は激動期に入ってしまった。
もう今までの常識は全部通用しない。
トランプ米大統領は南北アメリカ大陸からグリーンランドまでの、
資源などの利権を独占したいだけだ。
何の利益にもならない東アジアなど、興味も関心もない。
本当は台湾なんかどうでもいいと思っているのではないか。
冷戦時代はソ連・中国に対する「不沈空母」として、アメリカは日本を優遇したが、
もうそんな必要もない。
むしろ東半球は中国に任せて、米軍の兵力は西半球に集中させた方が得のはずだ。
そんな時に、高市早苗首相が中国に喧嘩(けんか)を売ったのだ。
しかも自力で中国と戦争ができるわけでもなく、いざとなれば米軍頼りのくせに
高市シンパは中国の悪口ばかりに必死に言っているわけだから、トランプも余計な火種だと迷惑だろう。
トランプは4月に国賓待遇で訪中して習近平と首脳会談を行うが、そこで米中ががっちり握手して
日本も台湾もポイ捨てされるということだってありうる。
そうなればニクソンショックの再来だ。
トランプが日中間の争いを「近新憎悪」としか思わず、日本なんかさっさと中国に吸収されてしまえと
考えていたとしても全く不思議ではない。
もうアメリカは一切頼りにならない。
日本が国を守るなら、ましてや台湾まで守りたいのなら、国軍を持って核武装するしかない時代に
入ってしまったのだ。
それなのに日本は相変わらず核武装の議論さえしてはいけないという左派と
アメリカに頼っておけば安心という右派しかいない。
これで激動の時代を生きていけるのだろうか。
冷戦時代はソ連・中国に対する「不沈空母」としてアメリカは日本を優遇したが
もうそんな必要もない。
むしろ東半球は中国に任せて、米軍の兵力は西半球に集中させたほうが得のはずだ(完)
読み終えた感想、素直に「オマエはなにを言ってるんだ」でしたし、私も本気で憂うことが
ここにあります。
アメリカは本気で「2G」を考えているのか?
南北アメリカ大陸+大西洋地域がアメリカ管理区域で、ユーラシア大陸東部は中国に一任させるだと?
小林よしのり氏
>冷戦時代はソ連・中国に対する「不沈空母」としてアメリカは日本を優遇したが
もうそんな必要もない。
むしろ東半球は中国に任せて、米軍の兵力は西半球に集中させたほうが得のはずだ。
ホントにそうだろうか?
私はそうは思いません、というか、思えない。
あきらかにアメリカの損、いや、損というよりアメリカが世界から相手にされなくなると。
詳しくは、次回に回したいと思いますし、機会があればあらためてその理由を書くつもりですが
簡単にかいつまんでいうと、アメリカって見殺しにするんや。
しかも中国に任せるいうても、民主主義国じゃない専制主義に一任だと?
冗談じゃない! じゃあ冷戦時代、なにが目的で共産主義国と戦ってきたのよ?
アメリカが傾くくらい大金と米軍の多くの命と引き換えてまでだ。
それを東南アジア・極東アジアの国々を中国共産党の傘下に加えて構わんだと?
ほお、困って頼られても、もう助けないんだ。
じゃあ、今後はアメリカ抜きで安全保障を考えないといけないな。
NATOだってアメリカ抜きで。
先日、カナダのトルドー首相が「ミドルパワーを結集して」という名演説、
ミドル国が生き残るにはこの手しかない気がしてしまう。
じゃこれからは徐々に「脱アメリカ」政治的にも経済的にもだ。
アメリカ抜いたミドルパワー国だけで経済圏・安全保障構築を進めるということは
ドルに頼らず、もちろん米国債なんて買い支えない、いや買わない。
それは即ち、ドルと米国債の暴落、誰も買い支えないと利払いすらままならない米国債。
そうなるとおそらくデフォルトするかもしれない。
アメリカ凋落の時代が来るということ。
各国を見放したアメリカは、逆も真なりで世界から見放されたアメリカ。
そんなアメリカはホントに得になるとは、到底考えられないのです、m(_ _)m