
発売から10年ほど経ってましたね、面白いという前評判(上巻だけね)は知ってたんですが
いまになってやっと重い腰を上げたってことですね、確かに面白かったです。
が、それは農耕の始まりの150ページまでほどでしたが、にしても為にはなりました。
見かた、見る角度が変わると印象もガラッとですかね。
ネアンデルタール人は、なぜホモ・サピエンスに取って代わられ絶滅したか。
詳しくは、↓のほうがうまく説明してますので任せますが、諸説あるのは間違いないらしい。
「これだ」と断定はできないようです。
ナショナルジオグラフィック:ネアンデルタール人、どんなヒトだったのか なぜ絶滅?
徐々にフェードアウトしていったのか、それとも一気に姿を消したのか。
ただ、DNAを調べると現在人の数%、ネアンデルタール人の遺伝子が発見され
ということは、敵対してたばかりでもなく、それなりの交流、なんなら交接(肉体関係)が
あったというのは興味深い。
現代人は古代人に比べて頭がいいのかのいう疑問ですが、古代人・狩猟採集民族が
生きていくには、かなりの情報を持っていないと生きていけない。
食べられるものと食べられないもの、特に毒キノコなんて一発アウトですし
猛獣対策や獲物(動物)を得るための武器・道具の作り方と狩りの方法や住居等々
自給自足で暮らしていくには並大抵のなまじっかでは生きていけない反面
現代はどうだろう、一つの仕事だけしていれば、とりあえずいくばくかの貨幣を得
得た貨幣を渡せば、他の面倒くさいことは他人が代行してくれるのだとしたら
その貨幣を得る一つの作業だけ覚えれば、とりあえず生きていくことは可能の現代とは
知ってなきゃ生きていけない扱う情報量は狩猟採集民族のほうが圧倒的。
実際、脳の大きさは古代人のほうが大きかったというのも間違いなくはなさそう。
とある巡回ブロガーさんトコで見つけた動画↓
ちょうどサピエンス全史を読んでる最中で、とても腑に落ちましたし
同様なことも書かれてました。
縄文時代1万4000年の長さは偶然か必然か――その理由を解説
ホモ・サピエンスはやがて狩猟採集から農耕へと舵を切っていくのですが小麦など穀物の発見と栽培
ですが、食べるために利用してるつもりが、実は小麦(穀物)にホモ・サピエンスの
ほうが利用されていた。
もっというと”小麦(穀物)の奴隷”と化したホモ・サピエンス。
バナナもそうなんですが、ホモ・サピエンスに食べられることで種の存続を図ることに成功。
なんせ小麦を増やすのに、まずは土を耕し水を撒き、植えると実がなるまで雑草を抜き
害虫の駆除と枯らさないよう水の管理の末、やっと収穫。
それも収穫できればいいですよ、水害・干ばつ、果ては他族が強奪に襲われ
命を落とすことだってあり得る。
耕作に適した土地は限られますから、狩猟採集時代ではあまり起こらなかった紛争
戦争が頻発するようになったのも農耕が始まってからで、戦で命を落とす人が激増していた様は
遺跡から発掘された骨の損傷などを調べていくと明らかだとも。
片や、狩猟採集時代だと、その日食べる分だけの狩猟と果実などの収集
果実はどこにいけば実ってるかは分かってるので一度見つければ採集は容易。
必要以上に狩猟したとて日持ちしませんから捕るだけムダってもので、
午前中には食に対する労働は終わり。
残りの日没までの時間は余暇や芸術に費やすなんてのも。
まずは膨大な耕作地を耕すところから始まり、実るまでの労力と時間といったら
狩猟採集時代とは雲泥の差であり、それが小麦(穀物)の奴隷と化したという理由。
縄文時代の遺跡、特に縄文土器や土偶にみる過剰なまでの装飾と特異な形状は
日用食器としては無駄の極致なのだが(縄文時代ではすでに農耕が始まってるという説も)
弥生時代にみられる土器は一切の飾りは削ぎ落とされ、どう見たって日用品にしか思えない
スッキリした形状もまた、農耕に労力と時間を大きく割かれた証左ではないかと
私は思うところです。
ただ、高校を始めるようになって、人口は爆発的に増えていったという長所は挙げておきたい。
小麦(穀物)の奴隷と化した農耕民族のホモ・サピエンスは現代、なにかに取り憑かれたように
小麦(穀物)から取って代わり、〇〇の奴隷化してやしませんか?
というのが著者は主張、さほど必要でないものを、さも必需のように思わされ(洗脳)
誰かしらからの時間と労力の蒐集(平たくいうと資本家?)
ムダに搾取されてませんか? と言ったら言いすぎですかね・・・
なんせ文才がないんでね、うまく説明できませんけど、m(_ _)m