中央公論24年11月号・出口治明氏のコラムを抜粋 | 国道179号沿線住民とっ散らかりブログ

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撮影地:若桜鉄道、八頭高校前~因幡船岡駅間

背表紙に「世界史特集」とあったので借りて読んでみたら、まさかの去年の号でした(笑)
が、得てして目的だった特集よりも面白い寄稿文ってあるもんでして
思わず膝を打った「なるほど~」だったので、
コラムの一部抜粋ですが、是非とも紹介したく丸々引用させていただいた次第。
では参ります。


>ヘイミシュ・マクレイの「2050年の世界・見えない未来の考え方」で示された「2050年には人類と地球の調和が増す」という展望を紹介していますが、氏も
ほぼ同意見で、歴史はいい方向へと寄せる津波と、悪い方向へと押し返す波の絶え間ない
繰り返しですが、長期的に見れば常にいい方向への波のカが勝っています。

が、ここでウクライナ侵攻やガザ紛争は、短期的に悪い方向への波が強まってるに過ぎないという質問に対し

>プーチンもネタニヤフも、さらに言えば習近平やトランプも、過去の歴史的人物の前では
あまりに小物です。
たとえばカエサル、唐の太宗、ローマ皇帝・フリードリヒ2世、清の康熙帝
ナポレオン・ボナパルトなどは、それぞれに功罪があるにせよ、新しい世界像を提示しました。
しかし先に挙げた現代の暴君たちは何も提示しておらず、内憂を抑えつけるために
外患をでっち上げ、勇ましさを誇示しているに過ぎません。
そうしていないといつ権力の座から追われるかわからないので、小心翼々と強権を演じてるにすぎない。

今日もウクライナやガザでは無辜の市民が惨たらしく殺戮され、我々は胸を痛めることしかできず
無力感に襲われますが、世界史に小物たちの権力が長続きしたためしはありません。
現在を悲しみつつも、未来については楽観すべきだと思います。(完)

m(_ _)m