番組も最終盤に進み、最後の締めの言葉に戦後間もない時期、GHQの検閲が厳しいところを
なんとかかわし、映画「無法松の一生」の脚本を手掛けた、伊丹万作の残した言葉が
とても印象的だったので紹介したいと思ってね、では参ります。
多くの人の今度の戦争で、騙されていたという。
しかし、責任を軍や官僚にのみ負担させて、彼らの跳梁を許した自分たちの罪を
真剣に反省しなかったならば、日本の国民というものは永久に救われるときはないであろう。
「騙された」と言って平気でいられる国民なら、おそらく今後も、何度でも騙され続けられるであろう。
いや、現在でもすでに別の嘘によって、騙され始めているにちがいないのである。
これ、次回へ向けてのマクラ(導入)・伏線になるかと思って書きました。
伊丹万作氏、バタフライエフェクトを観るまで存じ上げませんでしたが
気になって調べてみると、とんでもない人だったんですね。
まず「伊丹」という名前にピンとくる人、アラフォー以上でしょうね。
伊丹氏といえばです、長男があの「映画監督・伊丹十三氏」
長女が、大江健三郎夫人という、まさにビックリです。
映像の世紀・3回シリーズの昭和百年の3回目が戦後~高度経済成長期なんですが
今流行りの?「日本って素晴らしい!」と礼賛してる人が見たら卒倒するんじゃないかって(笑)
河川はドブ川、ゴミはそこらじゅうに捨て放題で街中ゴミまみれ
一番驚いたのは、し尿は汲み取り式が8割の時代、回収したし尿のほんの一部が農家へ肥料として
残りの大半は船に乗せ東京湾外へ航行、東京湾内だと巡り巡って流れ着くもんだから
太平洋に出て黒潮にまかせてドバッとし尿を廃棄、すると黒潮に乗って外洋へ
だってさ(笑)
東京を始めとしてきれいになっていったのは、東京オリンピック開催が決まってからで
あまりに汚いと外国に恥ずかしいということで日本人の意識が変わっていくきっかけに。
公害も凄かったです、工場からの廃液もまんま海に垂れ流し。
光化学スモッグってナニ?でしょうし、交通ルールなんて、あってないようなもの。
遮断器が下がっても電車が来てなけりゃ渡っていいだし(笑)
ドラマ「不都合にもほどがある」は、まだかわいいほうで、振り返ってみると
昭和ってどこか狂ってたよね。
ただ、一つ褒められたことがあるとしたら・・・
今日より明日は、きっとよくなる。希望しかなかった。
なんせ右肩上がりの経済で、毎年必ず給料が上がることが”保証されてた”ようなものだったからね。
m(_ _)m