古儀君男 著 『核のゴミ (地層処分は10万年の安全を保証~)』 | 国道179号沿線住民とっ散らかりブログ

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楽器もできない音楽好きのおっさんが
中坊並みの文章力で書いてるブログ。
撮影地:智頭急行線、佐用~平福駅間にて



参考HP:NUMO

誰も聞かれちゃないが私のスタンス、条件付き原発稼働容認派なんです(笑)
その条件というのが、核のゴミ(使用済み核燃料)の最終処分方法の確立と目処。

原発推進派の石川某、口を開けば「原発を動かせ」というが、使用済み核燃料のことだって
「近い将来、実用化できる目処が立ってる」と憚らないが「それはいつ?どこで?」とは一切語らない。
元は経産省の元役人だから割り引いて聞くのは当然として、こういう輩が一番信用できない。
「目処がついてる」ってのも「そのうちなんとかなるだろう」って、植木等じゃあるまいし(笑)

威勢よく「原発は動かせばいいんだ」って人、だ~れも使用済み核燃料の処分方法について
語ってるのを聞いたことがない。おそらく全員、植木等みたいなものだろう。
「トイレなきマンション」もそのうち誰かが技術を確立してくれるだろうという
算段なのは容易に想像がつく。
ならば自分で答えを探すしかないと思い立って、参考までに借りてきたのがこの本(笑)

そもそもどこでも震源地になりうる日本で、いたるところに活断層が走り
火山もそこらじゅう、津波にも注意を払わなイカンから、海岸線から20km以上離し
地下水も保存容器のガラス固化体には厳禁、どこに破砕帯があるかは実際に
掘ってみないとわからず、地下300m以上の深さに10万平方メートルの広大な面積を確保できる、
そんな日本のどこに地層処分候補地があるんや?というね。

石川某氏にぜひとも聞きたい「その候補地はどこにあるんですか?」と。

が、一番のハードルは、10万年もの長期間、監視をしていかないといけないという、
10万年もかかれば、火山がない場所に新たな噴火口ができなくもなく
またあらたに活断層が出来ないとも限らず、東日本大震災、南海トラフ地震の
マグニチュード9クラスの地震、100年に1回というが、10万年だと100回くる計算に。
ふたたび石川某氏にぜひとも聞きたい「その候補地はどこにあるんですか?」と(笑)

参考記事:電気事業連合会・廃棄物管理、処分

釈迦に説法だと思いますが「なぜ10万年か」といいますと、ガラス固化体にして(↓参照)
放射線量が10万年経ってはじめて、自然界に存在するウラン鉱石が放つ放射線量と同等に
なるまでに10万年かかるという基準です。



↑、ガラス固化体とは(以下、引用)

>ガラス固化体は、高レベル放射性廃液とガラス原料を混ぜて一体化して固めたものです。

>再処理の工程で使用済燃料から分離される高レベルの放射能をもつ廃液を、
まず蒸発濃縮して容量を減らしたあと、ガラス溶融炉の中で溶かしたガラスと混ぜ合わせ、
キャニスターと呼ばれるステンレス製容器に注入して、冷やして固めます。

>ガラス固化体は、最初、強い放射線を発し、製造直後の表面温度は200℃を超えます。

>冷却のため、(→ここ重要!)”専用の貯蔵施設で30〜50年間冷却しながら貯蔵され”
その後、搬出して300メートル以深の深い地層中に処分されます。

一旦、冷却のため30〜50年間貯蔵されるその期間に、最終処分地(地層処分)を探せばいい。
それが石川某がいう「目処がついてる」の根拠だとしたら、やや能天気すぎやしませんか?
と思うんです。

それと『NUMO』、直訳すると「日本核廃棄物管理機構」じゃ、印象が悪いのか
「原子力発電環境整備機構」じゃ、まるで変わってきますね。

こういうとこなんだよな、推進派含めておいそれと信用できんのは。

で結局、日本国内での地層処分は可能ですかね?
フツーに「ベタ(平地)仮置き」が現状の最適解ではなかろうかと。
で、あと千年もあれば「そのうちなんとかなるだろう」と思う自分がいて…m(_ _)m