白井聡 聞き手:高瀬毅 『ニッポンの正体2025』 | 国道179号沿線住民とっ散らかりブログ

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中坊並みの文章力で書いてるブログ。
撮影地:鶴山公園、来週~桜祭り始まるよー

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この本ってシリーズ化してるんですね、年1ペースで出てることをこの画像拾いに行って知りました。
語られる項目は7つ、全部を取り上げていくとキリがないので2つだけかいつまんで書きたいと
思いますが第1章が【絶望の自民党依存症】副題の「日本人よ、真人間に戻れ!」で思わず吹いちゃった(笑)
が、今回はこの項は割愛、書かなくてもなんとなくわかるでしょ(笑)

メインで取り上げたいのは第2章【なぜ、東京だけ繁栄するのか】「止まらぬ、再開発のカラクリ」

岡山の片田舎から見ていても、東京の繁栄ぶりは異常にしか映らなくて
そこらじゅう商業地・商業ビル・タワマン建てて飽和しないの?っていう疑問。
あれは去年だったか、耳にしたのは麻布台ヒルズにテナントが集まらず閑古鳥だとか・
そういえば先月だったか、麻布台に港区富裕層向けスーパーで、くっそ高いトマト
その名も「セレブトマト」このネーミングセンスに笑っちゃって、(≧ω≦。)
自認セレブがこのネーミングに惹かれてわざわざくっそ高いトマト買うんやって。
一度、ブラインドテストで格付けチェックで当ててほしい衝動に駆られるんだが…

冗談はひとまず置いておいて、東京の再開発はここ10年で加速度を増した印象があって。
ただ開発するのはいいとして、こう言っちゃなんだがどの街も、これといった印象もなく
金太郎飴的「ここは〇〇町(駅)ですよ」って言われないと見分けがつかないというか。
その転機を指摘してます、それが2002年にできた「都市再生特別措置法」だというんです。
それまでは都、自治体や23区から「こんな街にしたいんだが」と提案したものを
デベロッパーやゼネコンが参画していく構図から、施行後は順番が逆になり
まずデベロッパーやゼネコンが側が作りたい、建てたいビルなど再開発プランを作成し
役所に持ち込んで許可を得る”民間発”で、スピードが増したというんですね。

コロナ禍が一段落して以降、東京一極集中が再加速していってる感じですが
私にとって東京は、遊びに行くところであって住むところじゃない。
なんせ、まとまったカネがなけりゃ、住み続けることができない印象しかなくて
それはなにも23区に限ったことじゃない郊外もでして。
東京に行くなとは言いませんけど、共働きだとしても23区内だとマンション平均価格は億超えでは
一人でも子どもがいたんじゃ家すら買えないのにね。
そもそもいまの物件価格自体が日本人向けの値付けじゃないですよね?
日本人は相手にしていない、投資目的の再開発でしか思えない。
そんな街、億払ってまで住むほどの魅力があるとは到底思えなくて、
だから遊びに行くところであって、あらたに移住してまで暮らすところじゃないんです、私には。


第5章の副題「人口減少は資本主義の終わり」とあるが、資本主義の最大の欠点
誰かからカネ・資産・労働の収奪、蒐集をし続けなければ終わってしまうということ。
太古の昔より、支配する側と、される側、大航海時代以降は植民地獲得競争に明け暮れ
物資と労働力を搾取し、自国は繁栄を極めるを繰り返していく。
そう考えると2000年代に入ってからも超氷河期世代も労働に見合わない低賃金によって
(非正規雇用)収奪することで、正社員の地位を守る世代格差、日本人同士で対立、
現在進行形のガザ地区紛争だって、土地と資本の収奪ですし。
資本主義を存続させようとすると、どうしても”ムリからでも弱い立場の者を延々と作り続け”
その一番手っ取り早い方法は「戦争」、なにも進んで戦争に突入しなくても
武器を売りつけ戦争をけしかければ、武器は買ってくれて大儲けだし、勝手に消耗していく。
資本(カネ)の収奪ですね。そうでないとその時点で資本主義の発展は終わり。
その結果どうなったか?
1%にも満たない超富裕層の下に、それ以外の99%以上が、カネと労働を搾取される下層の分断の構図。

ベルリンの壁崩壊で、”共産主義も崩壊”したのは周知の事実ですが、
このままだと資本主義もいつまで持つか。
関税だのフェンタニルだのと、なりふり構ってられないアメリカも
だいぶ焼きが回ってきたようで(笑)

資本主義の終焉と、アメリカ覇権国家の終焉、どちらが早く訪れるか?
ただ、どちらが終りを迎えたとしても。資本主義に変わる主義が現れるのか?
アメリカの次の覇権国家の登場はあるのか?
少なくともそれは、中国ではないことだけは(個人的希望を加味して)確か。
それはロシアも同様で、世界中からこれほど嫌われた国が覇権を取るなどとは、あるわけがないと。